リベラル・コミュニタリアン論争

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リベラル・コミュニタリアン論争

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  • サイズ A5判/ページ数 462p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326101665
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

1980年代から90年代初頭に米国の政治哲学を席巻した論争について、体系的で隅々まで行き届き明快に構成された理解しやすい議論を研究者や学生に提供する試み。

本書の目的は、リベラリズムに対するコミュニタリアンの批判という標語のもとにひとまとめに分類されるようになった、政治理論における一連の論争への入門を提供することにある。これらの論争は、1980年代を通じて政治理論という学問分野にとって中心的なものとなり、なんらかの形で現代の理論の大部分に浸透しつづけている。

[関連書] 盛山和夫 『リベラリズムとは何か』 (勁草書房刊)


日本語版への序文
第2版へのまえがき
第1版へのまえがき
謝辞

序論 ロールズの原初状態

 第1部 コミュニタリアンのロールズ批判

第1章 サンデル:リベラリズムの限界
第2章 マッキンタイア:美徳なき時代の道徳性
第3章 テイラー:リベラルな自己の源泉
第4章 ウォルツァー:正義と抽象

 第2部 コミュニタリアンの批判に対するロールズの応答

第5章 ロールズの政治的リベラリズム
第6章 政治的リベラリズムとコミュニタリアン的批判
第7章 政治的リベラリズム:政治的か、それとも包括的か

 第3部 リベラルな中立性

第8章 ローティ:基礎づけなきリベラリズム
第9章 ドゥオーキン:国家の中立性の哲学的基礎
第10章 ラズ:完成主義の政治

結論
参考文献
訳者あとがき
索引

内容説明

1980年代から90年代初頭に米国の政治哲学を席巻した論争についての体系的で隅々まで行き届き明快に構成された理解しやすい議論を研究者や学生に提供する試み。

目次

ロールズの原初状態
第1部 コミュニタリアンのロールズ批判(サンデル:リベラリズムの限界;マッキンタイア:美徳なき時代の道徳性;テイラー:リベラルな自己の源泉;ウォルツァー:正義と抽象)
第2部 コミュニタリアンの批判に対するロールズの応答(ロールズの政治的リベラリズム;政治的リベラリズムとコミュニタリアン的批判;政治的リベラリズム:政治的か、それとも包括的か)
第3部 リベラルな中立性(ローティ:基礎づけなきリベラリズム;ドゥオーキン:国家の中立性の哲学的基礎;ラズ:完成主義の政治)

著者等紹介

谷澤正嗣[ヤザワマサシ]
1967年生まれ。シカゴ大学博士候補生。早稲田大学政治経済学術院准教授。現代政治理論、政治思想史

飯島昇藏[イイジマショウゾウ]
1951年生まれ。シカゴ大学大学院政治学研究科博士課程修了。Ph.D.早稲田大学政治経済学術院教授。政治哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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politics

3
ロールズ『正義論』に端を発するリベラル・コミュニタリアン間の論争を纏めた一冊。思想的に相違あるもののコミュニタリアンと一括りに纏められた、サンデル、テイラー、マッキンタイア、ウォルツァーによって提起された五つの論点を中心に、ロールズ始めドゥオーキン、ローティ、ラズら、リベラル派からの応答と言う形で論争が一望できるようになっている。どちらのグループが勝利を収めたと言うものではないが、それぞれの思想家の簡潔な要約になっているため、予習・復習としても重宝する一冊であり有益なものだろう。2022/04/10

nobby

0
リベラル-コミュニタリアン論争をここまで詳細に記述しているのに感嘆。惜しむらくは文章が読みづらかったこと。しかし再度じっくり読む価値はある。2011/10/21

いしはたたかし(いっしー)

0
ロールズ(旧・新)、サンデル、マッキンタイア、テイラー、ウォルツァー、ローティ、ドゥオーキン、ラズの8人の思想についてそれぞれ概説し、リベラリズムとコミュニタリアニズムの違いだけでなく、同じ潮流に分類される論者間の違いについても理解できるように工夫されている。2011/08/29

ひなた

0
コミュニタリアンとリベラリストの細かい違いがよくわかりました。また、思想が線引きが難しいものであることも感じました。2010/10/26

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