出版社内容情報
★★★内田春菊氏(漫画家・小説家・女優)推薦!★★★
役者志望の方、悩みのある方必読。ただし著者本人にも悩みは多いようです。
★★★斎藤環氏(精神科医)推薦!★★★
今日を演ずるその勇気が、昨日のアナタを健やかにする。この本を読めばわかること。
【著者紹介】 (やまと ひろゆき)
1957年生まれ。精神科医。専門は児童・青年期の精神保健。2004年に「東京えびすさまクリニック」を開業。それまで劇団・東京乾電池に所属し、脚本・演出も出がけていた。著書に『子どもの精神科』(筑摩書房)など。
内容説明
あるときは精神科医、またあるときは劇団員―診察室と稽古場のあわいをゆく演技派エッセイ。
目次
第1章 演技に失敗する人びと(化粧前は楽屋に置け;視線の密度;妄想のひと;「人格」という病;女体という名の服を着て;エンギ記念日;大根役者と呼ばないで;無意識じゃダメ?;残酷;エビスさんの不思議)
第2章 ココロ稼業の舞台裏(アブナイ診断名はこう決まる;飯粒的問題;ココロをカガクする人たち;ぼくの好きな先生;アイカンスピーキングリッシュアリル;精神科医のメディア作法;マイ・ファニー・バレンタイン;探偵のように;雨上がりの青空に;メメント・モリ)
第3章 サイコなお稽古(エンゲキ前夜;ふぅーっ!の女;さんま師匠が教えてくれたこと;ドラマもう一度会いたい!;サイコドラマ・ビギン・ザ・ビギン;ソシオドラマと私たちの自由)
第4章 クリニックという名の劇場(さらば愛しきボス;名前の効用;チラシの愉しみ;クリニックシアターへようこそ;ノース2号の謎;ザ・オーディション!;ダイアルMに廻せ;白衣とスーツとアロハシャツ;見える生活と見えない生活;市々谷の桜)