文春文庫
チベットを馬で行く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 668p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167656751
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

内容説明

チャンタン高原をぐるうっと馬で行ってみたい。車の速度ではなく、もっとのんびりゆっくり、辺りのすべてを感じながら…。ときに祭りを楽しみ、ときに公安警察に腹を立て、おりにふれて家族に思いをはせた4000キロの旅。半年近くの長期間・馬で・女性が、の3つの「初」をいともしなやかに駆け抜けた渡辺一枝のチベット紀行。

目次

第1部 ラサへ
第2部 ラサ~カイラス(四月二十二日~五月三十日)
第3部 カイラス~センギ・カンバ(五月三十一日~七月五日)
第4部 センギ・カンバ~ナクチュ(七月六日~八月二十七日)
第5部 ナクチュ~ラサ(八月二十八日~九月十八日)

著者等紹介

渡辺一枝[ワタナベイチエ]
1945年、ハルビン生まれ。1987年春までの18年間、東京近郊の保育園に保母として勤務。現在は作家として活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shiaruvy

1
あの場所を馬でなんて、クレージィ過ぎます。 日記形式で読み易い。2011/04/07

藤井宏

0
著者が、チベット人のガイド(サポーター)とともに馬でチベット自治区を旅した内容を記したもの。聖カイラス山の周りを巡礼でまわる様子は、読むと行ってみたくなった。この文庫本には写真などが全くなく、あればもっとわかりやすいのになと思った(単行本にはあったのかな?)。流し読みしたが、それでも読み終えるのに予想以上に時間がかかってしまった。2017/05/24

だいだいいろ

0
一枝さん素敵。憧れますが自分にはできない… でも、疑似体験できてうれしい2011/08/01

千賀藤兵衛

0
 『チベットを馬で行く』(渡辺一枝著、文春文庫)。馬で約五ヶ月かけてチベットをぐるっと一周した旅行記。ガイドら同行者や道連れになった他の旅行者や現地の住民との交流、高原の気候や植生、寺院の破壊や軍の横行に垣間見られる中国の支配など、多くの事物を克明に記す。  著者はチベットに愛着を持って何度も訪れるうちに、自動車での移動では風物を十分に堪能できないと感じるようになり、馬での旅行を思い立った由。  その成果は、チベットのことをほとんど知らない私にもチベットの空気が感じられるような筆致に表れている。2024/01/04

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