メタルカラー烈伝 温暖化クライシス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 567p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093794282
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

巻頭は、新潟県中越地震で崩落した土砂のなかから、奇跡的に男児を救出した東京消防庁のハイパーレスキュー隊メンバーの肉声。
《「温暖化防止」や「災害に強い」モノ作りや経営のありようが、企業の最大の競争力になる時代を迎ている。ところが、なぜ温暖化を防ぐモノ作りの努力が大事で、防災・減災が欠かせない仕事なのかの説明はいつも欠けている》(「まえがき」より)―本書が、その答えとなっている!
防災、温暖化対策に知恵を絞る「メタルカラー」たちの息吹を伝える、テーマ別編集の新シリーズ発刊!
●取材協力 東京消防庁/土木研究所/伊佐養鯉場/防災科学技術研究所/三菱重工業/国際レスキューシステム研究機構/海洋研究開発機構/海洋科学技術センター/日立造船/前・兵庫県知事 ほか

内容説明

大地震と巨大津波、集中豪雨と巨大台風が、日本を、地球を、壊し始めた…。だからこそ伝えたい、大災害時代の危機に立ち向かう人々の、命をも賭した感動の「33の見事な大仕事」。

目次

第1章 巨大地震に挑む腕力と心(「ハイパーレスキュー隊」優太ちゃん救出の全貌―東京消防庁;「母子3人の被災現場」100万トンの土砂監視―土木研究所;「世界一の錦鯉」山古志被災で知った泳ぐ芸術品―伊佐養鯉場 ほか)
第2章 大気象災害時代の守護神(「福井豪雨で人命救助」堤防決壊と大洪水の戦場―福井地区消防本部;「大洪水後のゴミ」2日で2万トンを始末の奇蹟―福井市長;「熱帯降雨観測衛星」が捉えた熱帯型巨大雨柱―東京大学気候システム研究センター ほか)
第3章 温暖化防止のモノ作り革命(「日本最大の風車製造」造船所で誕生した新分野―三菱重工業;「家庭用ミニ風力発電」半年に一商品主義の成果―神鋼電機;「目指せ環境国家ニッポン」風は札束だ!の希望―三重大学 ほか)

著者等紹介

山根一眞[ヤマネカズマ]
ノンフィクション作家。1947年東京都生まれ、獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。日本を世界第2の国にした工業技術の現場証言集「メタルカラーの時代」(小学館『週刊ポスト』連載)は2006年10月までで連載14年半、750回を数える。その業績に対し1998年に東京クリエーション大賞で個人初の大賞を受賞した。環境問題でも精力的な仕事を続け、その原点であるアマゾン取材は30年以上におよぶ。2005年愛知万博では、「環境革命」をテーマとする長久手愛知県館、「生物多様性」をテーマとする瀬戸愛知県館をプロデュース。中央教育審議会専門委員、宇宙航空研究開発機構嘱託、同宇宙科学研究本部客員教授、福井県文化顧問、北九州マイスター選考委員、NTTドコモアドバイザリーボード。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品