ハジケテマザレ―Burst Open and Mix

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ハジケテマザレ―Burst Open and Mix

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065333389
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

バイト仲間のYouTuber彼氏を襲撃、先輩に誘われて初めてのクラブで爆踊り、激辛フェスで後輩のプロポーズをプロデュース……

「普通は尊いし、普通は貴重だし、普通はむしろ普通じゃありません」

コロナで派遣切りにあった「私」は食い繋ぐためにイタリアンレストラン「フェスティヴィタ」に辿りつく。ベテランのマナルイコンビ、超コミュニカティブでパーリ―ピーポーのヤクモ、大概の欠点ならチャラになるくらいかわいいメイちゃん、カレーとDJに目覚めたフランス人のブリュノ、ちょっとうさんくさい岡本くん……バイト仲間との愉快で切実な日々を描いた作品集。
「ウルトラノーマル」なわたしが「ハジケテマザル」、最高のバイト小説!

内容説明

コロナで派遣切りに遭った「私」は食い繋ぐためにイタリアンレストラン「フェスティヴィタ」に辿り着く。ベテランのマナルイコンビ、超コミュニカティブでパーリーピーポーのヤクモ、大概の欠点ならチャラになるくらいかわいいメイちゃん、カレーとDJに目覚めたフランス人のブリュノ、ちょっとうさんくさい岡本くん…バイト仲間との愉快で切実な日々を描いた作品集。

著者等紹介

金原ひとみ[カネハラヒトミ]
1983年東京都生まれ。2003年に『蛇にピアス』で第27回すばる文学賞を受賞し、デビュー。翌年同作で第130回芥川龍之介賞を受賞。2010年『TRIP TRAP』で第27回織田作之助賞、2012年『マザーズ』で第22回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2020年『アタラクシア』で第5回渡辺淳一文学賞、2021年『アンソーシャルディスタンス』で第57回谷崎潤一郎賞、2022年『ミーツ・ザ・ワールド』で第35回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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夢追人009

295
コロナ禍のイタリアンレストランに入った普通の陰キャのヒロインが周囲の陽キャの方々とハジケテマザッテ毎日とことん楽しく働いてゆくコミカルで躁状態がどこまでもエンドレスで続くドタバタ喜劇のバイト小説です。まあ今時の都会の若者達のハチャメチャさに年寄りの私はついていけないと感じた面もありますが、でも若さの持つ無限のパワーが羨ましくもありますね。とにかく今の自分を信じて突っ走れば全てオーライで心配なく何をやってもうまく行きそうな元気と自信をもらえるハイテンションな一冊で爽快な読後感でした。#NetGalleyJP2023/10/23

starbro

206
金原 ひとみは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、今時のバイト小説連作短編集でした。 オススメは表題作「ハジケテマザル」です。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003814552023/10/20

hiace9000

167
コロナ禍という非日常。その日常に出現したフェスティヴィタは真野にとってのハジケル非日常の「ハレ」。閉塞感で鬱化した、あの頃の「ケ」をライブ感と臨場感漲る口語体でマザレとばかり読み手を巻き込み、え今ってここ押さえといたほうがよくない?を活写する。金原さんの小説に落とし込まれるリアルな感覚自体が"超絶"現代的で、個々が内に抱える"普通コンプレックス"に肉薄してというかもはや同化して、時代感知アンテナなんて突き刺さるくらい立ってる感しかない。自分の在り方を認めてみる心豊かな生き方を一周回って自己肯定してみる。2024/05/04

ちゃちゃ

102
「ハジケテマザレ」…“弾けて交ざれ”。笑い騒いで、刹那的な快楽だけを求めているように見える若者たち。けれど、その場でお互いが共感し励まされ、よし、私も!と一歩踏み出す元気をもらえることがあるのかもしれない。同じ時間や空間を共有することで得られるグルーヴ感、心地良さ。それは現代を生きる人々の心を繋ぐ、ある種の処方箋なのだろう。様々な壁を前に、怯まず恐れず、他者とコミュニケートしよう!何ものにも替えがたい瞬間は、まるで疑似家族のような心地よい安心感を生み、新しい自分を生きる勇気と希望を運んでくれるのだ。2024/01/09

美紀ちゃん

102
バイト小説。「弾けて混ざれ」は知らなかった。ベジータ(ドラゴンボール)のセリフだった。 HEY-SMITHが主催する音楽フェスの名前としか認識していなかった。ハジマザがらみの話かも!と期待して読んでしまったが全く関係なかった。 金原ひとみさんの本は、いつも言葉のテンポが勢いよくて好き。 プロポーズが成功して、みんなで協力した感じがあった。団結力! 飲んで騒いで楽しい職場。 食べ物が美味しそう! カレーが美味しそう! マナ・ルイさんたちのことをもっと知りたかった。 続編を期待。2023/11/07

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