出版社内容情報
自分のかけがえのなさを取り戻し、社会の信頼を取り戻す。愛されるよりも愛する人になる。すべてはそこから始まります。人間はひとり一人に世界の中心がある存在だ。「別に私でなくてもいい。誰でもいい。自分のようなものはどこにでもいる」交換可能性は現代人の多くが抱える悩みです。自己信頼と社会共感を取り戻す智慧とは。(講談社現代新書)
プロローグ 交換可能でない「私」
第1章 ダライ・ラマの愛と思いやり
第2章 私たちは使い捨てじゃない
第3章 評価が、生きることの最終目標か
第4章 ネガティブなことに大きな価値がある
第5章 愛されるより愛する人になる
上田 紀行[ウエダ ノリユキ]
著・文・その他
内容説明
私は情けない人間ではないんだ。社会から見捨てられた、交換可能な消耗品、「使い捨て」なんかではなくて、かけがえのない人間なのだ、ということを自ら引き受けた時に、私たちのいろいろな行動は自ずと変化していきます。愛されるより愛する人になる。
目次
プロローグ 交換可能でない「私」
第1章 ダライ・ラマの愛と思いやり
第2章 私たちは使い捨てじゃない
第3章 評価が、生きることの最終目標か
第4章 ネガティブなことに大きな価値がある
第5章 愛されるより愛する人になる
著者等紹介
上田紀行[ウエダノリユキ]
1958年、東京都に生まれる。東京大学大学院文化人類学専攻博士課程修了。愛媛大学助教授を経て、東京工業大学大学院准教授(社会理工学研究科価値システム専攻)。86年よりスリランカで「悪魔祓い」のフィールドワーク調査を行い、著書において「癒し」の観点を最も早くから提示。新聞・テレビ等メディアで日本社会変革の提言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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