出版社内容情報
戦争を知らないいまを生きる子どもたちへ。
原爆の悲劇を語りつぐ名作ファンタジー・新装版
「イナイ、イナイ、ドコニモ……イナイ……。」直樹とゆう子の兄妹は、おかあさんのいなかの町で、だれかをもとめてコトリ、コトリと歩きまわる小さな木の椅子にであう。だれかをさがして歩きまわる小さな椅子の秘密とは?
国際児童年記念特別アンデルセン賞優良作品
松谷 みよ子[マツタニ ミヨコ]
著・文・その他
司 修[ツカサ オサム]
著・文・その他
内容説明
「イナイ、イナイ、ドコニモ…イナイ…。」直樹とゆう子の兄妹は、おかあさんのいなかの町で、だれかをもとめてコトリ、コトリと歩きまわる小さな木の椅子にであい…。原爆の悲劇を子どもたちに語りつぐ古典的名作。
著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
東京に生まれる。1951年、「貝になった子供」で第1回児童文学者協会新人賞を受賞。以来、「龍の子太郎」(1960年、第1回講談社児童文学新人賞。1962年、国際アンデルセン賞優良賞)、「ちいさいモモちゃん」(1964年、第2回野間児童文芸賞)、「モモちゃんとアカネちゃん」(1975年、第5回赤い鳥文学賞)、「アカネちゃんのなみだの海」(1992年、第30回野間児童文芸賞)、「あの世からの火」(1994年、第43回小学館文学賞)など、受賞多数。民話の研究に情熱をそそぎ、松谷みよ子民話研究室を主宰、「現代民話考」など民話関係の著作も多い
司修[ツカサオサム]
群馬県前橋市に生まれる。1960年ごろから油絵の個展を十数回ひらく。1964年、主体美術協会の創立に参加。以後、絵画・版画・絵本・装丁とはば広く活躍中。絵本「まちんと」(1984年、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞推奨。1989年、ライプチヒ国際図書デザイン展・美しい子どもの本展金賞)、「ぼうさまになったからす」など数々の名作を生みだす。80年代から小説も執筆し、代表作に「犬(影について・その一)」(1993年、第20回川端康成文学賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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