講談社学術文庫<br> 河口慧海日記―ヒマラヤ・チベットの旅

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講談社学術文庫
河口慧海日記―ヒマラヤ・チベットの旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061598195
  • NDC分類 292.29
  • Cコード C0123

内容説明

慧海の旅行記は世に驚愕の渦を捲き起こしてきた。当時、厳重な鎖国政策をとる禁断の地への単独潜入。経典の原典を求めて、苛酷なヒマラヤ越えを敢行し、秘密のベールに包まれたチベットの実情を紹介した。砂嵐に耐え、飢えに苦しみ、強盗に遭い、大河で溺れる。本書は、近年発見されたチベット行の日記を全文掲載し、丁寧な注釈と解説を施す。また、姪の追想録も付す。

目次

第1部 河口慧海日記
第2部(日記に基づくヒマラヤ・チベットの旅;河口慧海の人と業績;伯父河口慧海の想い出)

著者等紹介

河口慧海[カワグチエカイ]
1866年大阪堺生まれ。黄檗宗の僧侶。日本チベット学の開祖。その後、在家(ウパーサカ)仏教を興す。1945年没

奥山直司[オクヤマナオジ]
1956年山形県生まれ。東北大学文学部卒業。同大学院博士課程修了。高野山大学教授。専攻は仏教文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カネコ

3
◎ 『チベット旅行記』読者必見、充実の一冊。第一部は近年発見された慧海チベット行の際の日記(約1年10ヶ月分)の翻刻紹介、第二部は『旅行記』記述との相違等について現地調査に基づき詳しく解説した「日記に基づくヒマラヤ・チベットの旅」、慧海の略伝「河口慧海の人と業績」、慧海の姪による「伯父河口慧海の思い出」を収録。2009/06/24

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