岩波ジュニア新書<br> ひめゆりの沖縄戦―少女は嵐のなかを生きた

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岩波ジュニア新書
ひめゆりの沖縄戦―少女は嵐のなかを生きた

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  • サイズ 新書判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005002078
  • NDC分類 K210
  • Cコード C0221

出版社内容情報

半世紀前,一○代の少女たちが戦争の中を生きた.「飯上げ」,壕掘り,傷病兵の看護.危険な激務は彼女たちを,死の危険にさらした.壕での生活にはじまり,南部への逃避行を経て,ついに最南端まで追いつめられていく.ひめゆり学徒隊の一少女の目を通して,沖縄戦の実相が浮き上がる.戦跡ガイドつき.

内容説明

半世紀前、一〇代の少女たちが戦争のなかを生きた。「飯上げ」、傷病兵の看護、壕掘りといった作業は彼女たちを死の危険にさらした。米軍に追われて、ついに最南端まで追いつめられてゆく。一八歳の一少女の目を通して、多数の住民を死に巻きこんだ沖縄戦の実相が浮かびあがる。

目次

1 ひめゆり平和祈念資料館で
2 沖縄戦前夜
3 南風原陸軍病院で
4 喜屋武半島で
5 死線をさまよう
6 ゼロからの出発

著者等紹介

伊波園子[イハソノコ]
1927年沖縄・名護市生まれ。1945年沖縄師範女子部本科卒業。ひめゆり学徒隊として召集され、荒崎海岸の岩場で銃弾を足に受け、重傷を負う。戦後、小・中学校、養護学校など四〇年の教師生活を送る。現在、ひめゆり平和祈念資料館の証言員として、月に四回資料館に立つ
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

249
著者の伊波園子さんは「ひめゆり学徒隊」の数少ない生存者であり、証言者である。本書は、決して流調に語られているわけではないが、その語りの背後には体験者にしか語れないものがあると思われる。広島・長崎の被爆も、そして日本の各地の空襲の記憶も、けっして忘れてはならないが、ここで語られる沖縄戦は、ある意味においてはやはり戦争というものの本質を語っているし、それは戦後世界の朝鮮戦争やヴェトナム戦争とも、その本質を同じくする。すなわち、そこで犠牲になったのは、質に置いても量においても兵士たちよりもむしろ市民たちなのだ。2015/06/30

二代目 びあだいまおう

67
沖縄戦で生き残った女性が語り継いだリアル? うちの子供がミュージカル『ひめゆり』の端役で出ました。涙が抑えられませんでした。『命こそ宝』目の前数センチに死、二度と決して繰り返してはいけない‼️その為に語り続けねば。実体験だからこそのリアル。日本人必読です‼️『ひめゆり』のHP 見て下さい!小鳥の歌、その他動画、涙が止まらない‼️ あの本田美奈子さんの魂の歌声にも会えます‼️命こそ宝、大切にしよう、命‼️? 2018/09/26

chimako

32
ぬちどぅたから。この言葉がすべてを語る。宝物の命を自ら絶つことを強いられたあの時代。また、負傷した仲間(仲間だとは思っていなかったのかもしれないが)を置き去りにしたり、毒入りの牛乳を渡すことが非ではなく是だった戦争末期。後二年で戦後70年。戦争について教えてくれる人は年々少なくなる。戦争について書かれた本は敬遠される。それでも学校司書として、何とか子どもたちの手元に送っていきたい一冊です。読友さんに教えられた本でした。ありがとうございました。2013/09/12

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

24
10代の少女や少年たちをこのように使い捨てる時代がわずか何十年か前に現実にあったと思うと、恐ろしく悲しい。2023/05/11

無識者

15
戦争の原体験...戦争時の価値転倒には驚かされる。軍隊が抑止力として機能しているかどうかは正直わからないが、有事の際は、市民を守る組織と言うより、中央の任務遂行組織となり、その任務遂行の都合上で一般人を巻き込んでしまう。2016/01/19

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