現代日本文化論<br> 欲望と消費

現代日本文化論
欲望と消費

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000261289
  • NDC分類 365
  • Cコード C0336

出版社内容情報

高度化する消費社会は日本人の生活と心をどのように変えたのか.モノの消費からイメージの消費へと拡大する現代の欲望の形を文化との関りの中で根底から考察,「豊かな」社会の本質を問う.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

minori

1
バブル時代のことを学ぶために読んでみた本。 現代における「欲望」とは、消費に対する欲望と定義できるようになった(p2)とのこと。 欲望があるから市場が発生するのではなく、市場によって価値を与えられるからこそ欲望が発生するという転倒が起きている。 「経済のあり方が恋愛や結婚のシステムを規定している」(p53)とのこと。たとえば、戦時中は「戦争を勝利に導く兵力と労働力の確保のための仕組みが終身結婚制だったのである」(p56)。必要なのは、自分自身でライフスタイルの選択権を取り戻すこと。2012/01/17

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