幼児期と歴史―経験の破壊と歴史の起源

アガンベン，ジョルジョ【著】〈Ａｇａｍｂｅｎ，Ｇｉｏｒｇｉｏ〉/上村 忠男【訳】

岩波書店（2007/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 262p／高さ 20cm
• 商品コード 9784000254571
• NDC分類 201.1
• Cコード C0010

内容説明

言語と歴史の理論の革命的な転換を目指し、来たるべき思想の課題に鮮明な輪郭を与えてきた思想家の出発を告げる書。

目次

序　言語活動の経験
インファンティアと歴史―経験の破壊にかんする論考
おもちゃの国―歴史と遊戯にかんする省察
時間と歴史―瞬間と連続の批判
君主とカエル―アドルノとベンヤミンにおける方法の問題
おとぎ話と歴史―プレセペにかんする考察
ある雑誌のための綱領

著者等紹介

アガンベン，ジョルジョ［アガンベン，ジョルジョ］［Ａｇａｍｂｅｎ，Ｇｉｏｒｇｉｏ］
１９４２年、ローマ生まれ。２００３年１１月より、ヴェネツィア建築大学美学教授

上村忠男［ウエムラタダオ］
１９４１年生まれ。専攻、学問論・思想史。東京外国語大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[obess]

インファンティアのみだが、読了に入れる。言葉にしえないものの位置付けが明瞭。改めて主体概念やソシュールに手を伸ばしたくなる。分かりやすい。

2014/08/21

[たぬき]

周りから なめなめという感じ

2010/05/26