内容説明
本書は、身近でありながら意外に知られていない「自分自身のからだのメカニズムと働き」を、最新科学技術により開発された人体標本「プラストミック」によって具体的に解き明かそうとするものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
35
昔よく宣伝していたな…と思って何気なく図録を借りてきて…ぞっとしたのは、別に死体だからとかではなくて、プラスティネーションされた遺体の多くがアジア系だから。どういうこと？と思ってグーグルで調べ始めたら…なにこれ！中国に加工工場？妊婦の死体とかってどうやって入手したの！？本当に献体に同意してるの！？ていうか、ジョエル＝ピーター・ウィトキンよりも全然闇の何かとつながってませんか、これ？人体よりも人間の残酷さにビックリさせられました。ポーズを取らされている遺体の人生を思いました。2019/10/25
おはなし会 芽ぶっく
14
人体の不思議よりも、皮膚だけとか血管だけを取り出す（残す？）液体ってなに？そういうものがあるから医学が進歩してきたのは分かるけれど…。更に中国で加工工場って(ﾟﾛﾟ;)。死刑囚のご遺体と書かれているけれど本当？ご遺族の同意は？だって返してもらえないんですよ、この状態では…。と余計なことばかり考えて読んでました(>_<)2020/03/14
123456789wanko
2
人体の不思議展にて購入。人体自体もそうですが、このような展覧会を可能させしめたプラスティネーションの技術にとても惹かれました。とてもシンプルで美しいです。2012/08/10
お腹ボン！
1
この本とは違う様な気がするけど、行きつけの整体屋さんの先生からお借りしました。特殊な薬液に浸し、皮膚を剥がし 皮膚だけのもの・血管だけのもの・スライスした内臓や脳等、あまりにもリアルで3週間程は夢にまで見てしんどかった。死刑囚の死体を標本にしたと記載されてたが、中国に死体加工工場を経営し、後に中国独自で標本を製作するあたり なんだかなぁ・・・。未知の分野を知る事は凄い事だけど、標本になった人には何があったんだろうとか、実際こんな事するんだぁと思うと胸がグッとなる。・・みんな眼つむってる。
ジョニーウォーカー
1
人体の不思議展にて売られていた。本物すぎて逆につくりものっぽい不思議…。しかし人体ってほんと複雑なつくりしてるなぁ…。2007/06/07
