感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
牧神の午後
11
自己表現、気取る必要はなく、どう見られるかも気にせずに素直に自分の感じたことを表現するというある意味当たり前のことをなすことがなんと難しいことか。それはおそらくこの本の書かれた80年ほど前と変わらないのだなぁ、と読んでて思う。その時代背景や女性による女性向けの本、ということから当時の助成の自己表現への欲求の強さがあった、と勘ぐるのは野暮なんかな?2014/07/14
ササキマコト
7
ごめんなさい。ベストセラーらしいですが、私には合いませんでした。私は最近、文章の書き方関係の本を読み漁っています。その目的は「分かりやすい文章を書けるようになる」です。本書は方向性が違いました。文章「術」と表現されるよりも文章「観」と表現された方がしっくりくる内容です。「上手な文章を書きたいんだい!」な人は読んでも無意味でしょう。「創造性の高い文章を書きたいんだい!」な人は有意義に読めると思います。2016/01/09
芸術家くーまん843
3
1938年初版発行の全米ロングセラーで論理的・科学的な本。中身は文章術をだが本当に論じているのは根底に眠っている創造力を呼び覚ます考え方。「誰にも才能と独創性があり大事な言うべきことがある」という著者の信念に。どう生きるべきかどう物事に取り組むべきかを教えてくれる。あとがきで述べているように<アカデミズムとは無縁のこの本がもつ独自の力>をきっと読者も感じるはず。人間らしく生きる方法、安易な幸せに頼らずもっと充実した人生を歩む方法が見つけられるかもしれない一冊。2013/12/10
shikibu
1
1938年初版ということが信じられない位、素晴らしい本。 文章を書く、ということだけではなく、何かを表現したいと 考えているすべての方にオススメしたい本です。 ---以下はアマゾンより一部抜粋--- 本書は一九三八年に米国にて初版が発行され現在も書店に置かれているというロングセラーです。原題if you want to writeのとおり、どうしたら小説や詩を書けるかのhow toものですが優しく書かれたその内容は人々の心を動かす大きな力を持っています。それは著者の「すべての人に才能がある」という強
Lao Zi
0
第6章くらいまで共感できる考え方があったが、それ以降は、退屈な文章を引用して意見を記載している 8章で読了とした。 本は自由に読む者で、つまらなくなったらやめても良いし、また、後で気持ちが変われば読み返しても良い。 気が張らない読み方が良い2017/07/10