内容説明
大したことではないけれどそれを解決せぬまま一生を終えるのは何とも悔しい。死ぬほどマズイ近所の蕎麦屋。高校時代にいじめた担任の教師。友人に貸したままの数千円。マナーを守らぬ電車の乗客。心に芽生えた小さな引っかかりはやはり放っておくわけにイカンのだ。小心者ライター北尾が、月刊「裏モノJAPAN」誌上で挑んだ愛と勇気のルポルタージュ。
目次
第1章 ぼくはただキミと話がしたいだけなんだ
第2章 そのひとことがなぜ言えない
第3章 勝負のときはきた
第4章 センチメンタルジャーニー
番外編 消えたフリーライター持馬ツヨシの行方を追う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めぐねい
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この作者さんの別の本を借りるつもりが、タイトルに目が行ってしまったこちらを。今だと冤罪も含め犯罪者にされてしまうようなことを色々とやってる。例えば「電車で知らないオヤジに話しかけ飲みに誘う」って挑戦。私はお酒が入れば知らないおじさんと楽しく会話出来るかな(笑)「知人に貸した二千円の返済をセマる」ってつらいよね。私の場合は本かな。借りパクされている本が20冊以上になってることに先日気づいて愕然とした。「パクってるんじゃなく借りてるだけ」と返されるのが怖くて言い出せないんだよねー。2017/09/18