中学生の教科書 - 死を想え

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中学生の教科書 - 死を想え

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784946515415
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0000

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

12
本格的な学びの入り口に立つ中学生へ向けたメッセージ集。執筆陣が錚錚たるメンバーだ。島田雅彦、布施英利、野崎明弘、宇野功芳、養老孟司、宮城まり子、池田晶子。国語・外国語、美術、数学、音楽、理科、社会、道徳を学ぶ意義を各識者が語る。こういう本に現役の中学生の時に出会いたかった。さて、現役中学生である我が子に如何にしてこの本を読むように仕向けようか。タイトルが真面目過ぎて読まれなさそうだ。私が熟読して内容を伝える作戦を検討中。2018/06/18

Ryosuke Kojika

6
晶子姉さんの本で触れられていたので読んでみた。今は亡き出版社の攻めの姿勢を感じる序文とタイトル。それに比して。。。安定の晶子姉さんと養老孟司。さて、社会科で「死」をテーマに何が語れるのだか。そしていつもの堂々巡り。語るためには「死」が何たるかを知らなければいけない訳で。自分の「死」は語れないが他人の「死」は語れるか。そういう意味では多くの「死人」になることが可能であろう。にしても、本書の物足りなさを、批評はできるが自分では語れない。語れないということは批評も本当はしていないのかもしれない。2019/10/03

shouyi.

4
池田晶子さんの本の中で、国語・外国語を担当した島田雅彦を強烈に批難した部分があり気になって読んでみた。確かに言語に等価交換価値があるとしているのには同意できないかな。他にもいろいろな執筆者が参加していておもしろい。啓蒙的な内容が主流だけど、宮城まり子さんは自分の抱えている問題をストレートに表現していて一番心に残った。2019/08/01

mft

1
各章の執筆担当者によって言うことは色々で、養老孟司(理科)や野崎昭弘(数学)は読み慣れているのでまあそんなものかな、と思ったが、最後の道徳の章は言葉遊びでつまらない2017/11/24

しわじい

0
70p つまり、人間としての評価ではなく、バブルな扱いを受ける、それが赤ん坊なのだ。しかし成長していくにしたがって、「現実」につきあたり、誇大自己は崩れていく。そしてもう一つの自分に生まれ変わって、大人になっていく。その誇大自己の崩壊は、何度かあるが、もっとも激しい大地震のような誇大自己の崩壊が訪れるのが十四歳だ。2000/04/07

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