皆殺しブック・レヴュー―かくも雅かな書評鼎談

皆殺しブック・レヴュー―かくも雅かな書評鼎談

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  • サイズ B6判/ページ数 517,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784946515095
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0000

目次

第1章 書評
第2章 学校
第3章 ケンカ
第4章 病気
第5章 ユダヤ
第6章 団塊の世代
第7章 戦争
第8章 ポストモダン
第9章 オウム
第10章 アメリカ
第11章 大震災
第12章 95年ベスト本
第13章 マルチメディア
第14章 ミステリー
第15章 哲学入門
第16章 中国
第17章 怪奇
第18章 教養
第19章 巨匠
第20章 96年ベスト本

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

傘緑

42
「松原:それにしてもセーターも買わずにシブい本読んでいたなんて 佐藤:私も就職するまで、自分の服を自分で買ったことがなかった」佐藤亜紀を目当てに読んだが、鼎談相手の福田と松原の怒涛のしゃべりに圧されて、調整役に回っていて言葉少なな印象。ちょっと意外かなw ショーレムの『ユダヤ神秘主義』「佐藤:祖国が本の中にしかないというのが面白いんですね。その本を、それこそすり切れるまで読んで、一つひとつの文章に解釈をてんこ盛りにして、その解釈をまた解釈して、幻想の国を成り立たせる」読むを書くと換えればそのままペレック本2017/01/31

よみ

6
この本自体が1997年刊行とやや古く、加えて社会派な内容を多く含むため、当時の時流を垣間見るには有用性の高い資料ではないかと思います。 一方で、ここで紹介された本を読みたくなるかと言われれば、まったくそういう雰囲気ではありません。2022/06/30

harass

6
図書館の取り寄せ貸出で借りたため自分が予想した本とはずいぶん違っていて困惑。月刊誌の書評対談をまとめたもの。お目当ての佐藤亜紀はこの対談では大して発言していない。取り上げる本が小説以外のものが多かった。これまで自分が読んで感銘を受けた本が数冊取り上げられていた。そしてどれもが酷評されているんだが、反論したいというより言われてみればそうだなと納得してしまう視点があった。読みたいなと思う本もあったので良しとしたい。2013/02/22

ホレイシア

3
はっきり言って、ここでの佐藤氏は控え目である。ここで結構いばっている福田和也氏が文庫版「1809ナポレオン暗殺」の解説を頼まれて、わかったかどうか自信はないが、とか書いているのがちょっとおかしい。2008/01/05

Akira Kumoi

2
この鼎談の実質的な進行役である文芸評論家の福田和也さんは辛口書評集「作家の値うち」で知り、その後月刊誌「サーカス」で石丸元章さんとやってた連載が面白くて好きになりました。毎回揚げ物食べながらヨタ話するやつ。この本は18年前のもので、取り上げられている本の中にはもう絶版になっているものも多かったのですが、読ませます。入手できた奇跡に感謝。2015/08/02

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