ああでもなくこうでもなく 〈4〉 戦争のある世界

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784944079339
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

2
イラクに自衛隊を派遣する「説明をする」と小泉が言うのは国会審議ではなく一方的インタビューだった。「年金制度は維持される」と同じレベル/長期低落のなか「自民党をぶっ壊す」戯言でマスコミ受けがいい小泉内閣は「イケメン」集団、女に集るロクデナシ。マスコミは次々次の次の鳩山由紀夫にも甘かった、略奪婚さえ肯定。政治が堕落した根源はやはり小選挙区並立…制だろう。「二大政党制など日本人は望んでいるのか?」「一大政党だろう、かつての自民党のようにあらゆる分子を取り込んで」小泉は長老を切った。民主党には長老がいない。泥船猿2019/04/04

penguin

2
右でも左でもなく、「わからない」から探っていく時事評。何でも無いように書いてる事が、実はもの凄く深くて難しいと感じました。橋本治が「正しい」というのではなく、こういった見方論点疑問分析が出来る事の凄さに驚きます。また、04年の時事評であるにも関わらず、09年にも通用する分析がなされてるのには驚きました。2009/11/02

チンズ

1
シラタキさんの話がとても印象に残っている。シラタキさんの名前が出てくる前に橋本氏の文章の語調が強くなっていたのを感じたがなんでだろうと思っていた。なんでそうだったのかシラタキさんの話を読んでわかった。思わず泣けてしまった。2014/04/16

鉄子さん

0
パラパラと目を通していたら、スターウォーズの章が目に入ってきたので本腰をいれて読みました。本の中で、一番興味のあったスターウォーズに関していえば、アナキンが現代っ子だというのはとても納得。レイアが第5章で激やせしたということは、言われなければあんまりわかりませんでした。言われたらやせたなとは思いますが、橋本さんはやせてきれいになったとはいわないのね。あと、やたら怒っているのはフラストレーションだったのね。 本全体ではあの時代の政治も含めて時代を俯瞰していると思います。2015/01/13

かいら

0
やっぱり、ひねくれた橋本治さんが大好きなのであります。色んな事象を、「これって○○とおんなじじゃねーか」という身も蓋もない例えで読み手をハッとさせる手腕はさすが。2003年あたりの出来事がメインなんですが、今さら読んでも面白い。あれって、そういうことだったのか!(橋本治的スターウォーズ論がおすすめ!)2011/06/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/551384
  • ご注意事項