広告批評の別冊
佐藤雅彦全仕事

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784944079070
  • NDC分類 674
  • Cコード C0063

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

20
ははあ、と全体に流れるパターンに気づく。これがやっぱり誰かの作品を見せてもらう時の醍醐味だと思う。2019/02/11

nbhd

13
おもしろ美しい。ドンタコスからピタゴラスイッチまで、誰もが通るデザイナー佐藤雅彦さんの仕事まとめ本。作品図解95%、文章5%。興味深いのは、電通時代の仕事は「ルール」ベースだった、と書いている箇所。youtubeでCM作品集を見てみると、なるほど「ルール」だ、音楽も、映像も。補うと、「ルールを設定したときのアフォーダンス」とでも言えそうで、これはわりとゲームデザインに近いなぁという印象をもった。おどろきエピソードとしては、ルービックキューブをはじめてさわったときに、解き方が見えちゃったってのが天才すぎっ。2017/04/26

GEN

5
「モルツモルツモルツモルツ…うまいんだなこれが!」「スコーンスコーン湖池屋スコーン!」、「バザールでござ~る」など、多数のインパクトあるCMを作った佐藤雅彦氏。その90年代の仕事をまとめたものです。センスがどうこう、ではなくアイデアが形になるまでの思考のプロセスが丁寧に解説されており、とにかく面白いやら懐かしいやら勉強になるやら、長く楽しめる1冊です。CMの画像が豊富に収録されているのも嬉しいところ。ただ、頁をめくるたびに「教えてあげないよ、ジャン!」とか「ピコゥ!」とか口にしたくなるので注意が必要!2013/09/28

saorino

4
「バザールでござーる」「ドンタコス」「うまいんだな、これがっ。(サントリーモルツ)」などで知られる伝説のCMプランナーであり、東京藝大教授・佐藤雅彦さんの仕事の集大成。 天才は、やっぱり特別に選ばれた人だ。自らを右脳の人と言い、本は読まず、テレビも見ないという。この人の真似は、誰にもできない。 言葉ではなく、数学的、物理的な視点でものを考えるので、太刀打ちできる人がいない。その恐れ多さと未知なる期待が、巻末で佐藤さんについて語るレジェンドたちにもあることを感じた。2018/09/10

くさてる

4
「ポリンキーポリンキー三角形の秘密はね」「バザールでござーる」「モルツモルツモルツ」「ドンタコスったらドンタコス」CMプランナーとしての佐藤雅彦の全仕事をまとめた一冊。それぞれのCMがすべて収録されたDVDが付属されていたなら…と思わずにいられないくらいに、動きとリズム、間とメロディの構成が巧みな仕事の数々。感心しながらも楽しみました。これらを創りだした佐藤雅彦という人の個性にも脱帽です。90年代を懐かしむためにも大事な一冊。2014/05/27

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