感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいけい
18
２０２１年１０月６日（水）読了。２０２１年１２月４日（土）の七尾演劇鑑賞会第１３９回例会劇団文化座公演『命どぅ宝』に向けて７回読む予定の３回目。今回は項別に読書。前回読了から１５日経過。最後の年表や索引を読んでいて、それまでに読んだ項の内容が頭に浮かぶような感じがした。また琉球・沖縄の歴史を通して世界・日本のありさまが見えてくる気がした。島津藩・明治政府が琉球王国に対して行ったことを、戦後に米国が日本に対して行っているように思える。２０００年以後の歴史については別に学ぶ必要がある。次は節ごとに読んでいく。2021/10/06
たいけい
18
２０２１年９月１６日（木）読了。２０２１年１２月４日（土）の七尾演劇鑑賞会第１３９回例会劇団文化座公演『命どぅ宝』に向けて７回読む予定の２回目。今回は章別に読書。前回読了から１４日経過。３１１頁文字が詰まっているので時間が必要。５部構成２部以降は２章ずつ記述。幕末までは中国や江戸幕府・島津藩と琉球王国の関係、明治以降は日本と沖縄県の関係、戦後は更に米国・米軍の関係等と関連付けて簡潔に琉球・沖縄の歴史を纏めている。地域の歴史といえど単独ではない。が、支配下で主体的に独立・行動していくことの大変さも教えられる2021/09/16
たいけい
16
２０２１年９月３日（金）読了。２００４年８月３１日第３刷。２０００年まで５部９章の記述。２０２１年１２月４日（土）の七尾演劇鑑賞会第１３９回例会劇団文化座公演『命どぅ宝』に向けて７回読む予定。今回は部別に読書。３部以降分量が多く時間がかかった。知らなかったことがたくさんあり勉強になった。５部戦後沖縄からは私が生きた時代と重なるので身近に感じた。半面知らずにいたことがたくさんあることを教えられた。琉球・沖縄を通じて見えてくる日本の歴史・社会がある。他の沖縄関連の書籍を読む時の基礎体力を身に付けられたらと思う2021/09/03
Taylor
1
先史沖縄(数万年前～)から、戦後沖縄(1945年～)まで分かりやすく簡潔に、詳細に記されてます。これを基礎に、気になる人物や史書を引けば、流れが理解できます。「琉球」の語源、「沖縄」の語源。旧石器時代の化石。グスクとは。古琉球時代(琉球王国)については、主要人物のみ記されてるので、首里城や琉球王朝時代を掘り下げるには情報が足りないが、島津侵攻～琉球処分後の情報は多く、流れが分かりやすかった。2022/12/22
やご
1
数年前、沖縄に行ったときに買った（たしか那覇空港で売っていました）もので、そのまま読まずに放りっぱなしにしていたのですが、思い出して読んでみました。教科書なので通読する場合、一般の読み物と比べて読み易いとは言えません。また、本土出身者にはなじみの薄い人物名・地名が頻出しますし、本土とは大きく異なる展開があった土地の歴史ですから、なおさら理解しにくい点があるのは否めません。でも、だからこそ読む価値があるとも言えるでしょう。今まで知らなかった事ばかりで大変勉強になりました。2006/08/15
