内容説明
文学は、この国の新たな規範となるだろうか?作家・村上龍、裸身ゆえのメッセージ。
目次
限りなく透明に近いブルー
豊かな時代の終わり
大岡昇平について
吉行淳之介さんの魅力
小野さんの思い出
寂聴さんの笑顔
少数者の信号
外道の群れ
荒木経惟の「花」
相米慎二の思い出〔ほか〕
著者等紹介
村上龍[ムラカミリュウ]
1952年長崎県佐世保市生まれ。武蔵野美術大学在学中の1976年『限りなく透明に近いブルー』で第19回群像新人賞、第75回芥川賞を受賞、鮮烈なデビューをする。1981年『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、1996年『村上龍映画小説集』で平林たい子文学賞、1998年『インザ・ミソスープ』で読売文学賞、2000年『共生虫』で谷崎潤一郎賞、2005年『半島を出よ』で毎日出版文化賞、野間文芸賞を受賞。また多くの小説作品の他、映画監督として『限りなく透明に近いブルー』『だいじょうぶマイ・フレンド』『トパーズ』『KYOKO』などを発表する。2004年に発行された『13歳のハローワーク』では、新たな視点による職業紹介本として、子どもたちの希望への具体的提言をはかる。1999年にはメールマガジンJMMを創刊、編集長として現代への鋭い問い掛けを発している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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