内容説明
本書は、著者自身の個人的経験をもとに、オンライン古本屋の立ち上げ方、サイトの運営方法、お客さんとの付き合い方、仕入れなどの問題点、オンライン古本屋の現状などをまとめてみたものである。後半には「杉並北尾堂」の日記を収録してある。
目次
第１章 オンライン古本屋ほど素敵な商売はない！？
第２章 オンライン古本屋の作り方
第３章 「杉並北尾堂」ただいま営業中
第４章 ぼくが出会った愉快な仲間たち
第５章 オンライン古本屋の眠れない日々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だーぼう
44
密林が日本に本格上陸しなかったら、今頃大金持ちになってただろうな。内容、全然古臭くなってない。ブログに感想を書きました。2014/07/22
ハンナ
6
オンラインショップ立ち上げ前から少しずつ更新してPRしていったという…。そういう方法もアリだよなぁ～、と感心。都心なので仕入れの様子とか同業者との交流は良くできるようで、楽しそう。現在はオンラインを休業中。リアル店舗で営業中とのことですが、他の著作も読んでみたいと思いました。2012/02/28
映画屋
4
再読2013/02/10
rinsuke
3
フリライター北尾トロ氏が20年前に始めたオンライン古書店の立ち上げからの苦労を綴る。 なにせ20年前の本なので当時はWi-Fiもなければ回線も遅い。なおかつ容量はメガバイトの世界。 それだけでなく筆者の持っている本は一風変わった本が多かったのでそれを売りさばく苦労は伝わってくる。 当時ブックオフがオンラインショップをはじめたばかりで本をオンラインで買うのが定着していなかったなかで着実に売上をあげていったのは努力のたまものであろう。 2021/07/31
駱駝屋
3
オンライン古本屋『杉並北尾堂』を立ち上げるまでの奮闘記と立ち上げた後の活動をユーモラスに語ってらっしゃいます。開店までの段取りや戦略が詳しく書いてあるのでほうほうと感心させられ、また著者とその周辺の愛すべき古本マニアには強く共感してしまう。本好きにとってはなんとも面白い一冊。2013/09/18
