奔放な読書―本嫌いのための新読書術

奔放な読書―本嫌いのための新読書術

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784938661670
  • NDC分類 019
  • Cコード C0098

内容説明

お話に興味をもちはじめた子どもをもつ、おかあさん、おとうさんから、学生が本を読まないとグチをこぼしている先生まで。「小説のように」書かれた、軽いユーモアにあふれた、本嫌い・読書恐怖症に向けて優しく語りかける、魔法の本。

目次

1 錬金術師としての読者の誕生
2 本を読まなければならない(教義)
3 本を読みたい気持ちにさせる
4 読者の権利10カ条(あるいは読者が絶対に持っている権利)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

倫子

4
「こわがらずに本のなかに飛び込んでごらん、面白いから......」?????本のなかに飛び込んでいなかったら、こんな図書館の隅っこに埋まってるような本読んでいなかったんだと思うんだ??最初は書いてあることに感動してたけど、少し翻訳が拙いな...と思っていたり。でもそんなこと全然なくて、(新庄嘉章訳の椿姫よりはまし)著者自身が音読の経験が豊富であるせいか、この本も声に出して読みやすくなっている。しかし、訳注は絶対につけなかった方が良かったと思う。2014/07/18

メイロング

3
新種発見。そう感じたのは「読書についてのエッセイ」ときいて、あるパターンを想像していて、それが裏切られたから。しかも、より優れた方法で。ただ、訳文が古くなったのかそもそも悪いのか、ところどころ不明瞭で、虫食いの文章を読んでいるよう。作者の雰囲気からして、原文はもっと平易でくだけた感じだったのでは。でも「よくいってくれた」感であふれているこの本を、子供の読書推進委員に投げつけてやりたい。2014/12/21

ユウユウ

1
星2。つまみ読み2023/10/28

むぎ

1
筆者が前半で揶揄している「本を絶対に読まなければいけないという教義」がほぐされない限り、「我々がすでに獲得していて若者たちにも渡さなければならない」読者の権利10カ条に「読まない権利」が入っていることは理解されないだろう。本を読まない人が道徳的に劣っているなどということはありえないという筆者の指摘は個人的には大好きだけど、世の中ではあまり受け入れられないだろうな。筆者は読者の自発的な喜びを大事にしている。どうすれば強固な教義はほぐれるか。大人が無理せず楽しんで本を読む姿を、堂々と子どもに見せてあげたい。2020/08/19

詩子

1
★★★★★ 「本を読む時間だって?そんなの俺のポケットにはいっているよ。」 本を読む時間がないといっている人は、読む時間がないのではなく、たんに読む気がないだけだ。本は読みたいときに読みたい本を読む。そういうものなのだ。読まなきゃいけないから読むのでは決してない。2010/09/29

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