内容説明
「メンタルヘルス不全」とはどういうことなのか?「メンタルヘルス不全」社員とその社員を抱える企業には効果的な対策はないのだろうか?企業内におけるメンタルヘルス問題の実態と、経営側から考える対応の方法を探ります。
目次
社会問題化している企業戦士たちのメンタルヘルス不全
第1章 メンタルヘルス不全の実態―症状別事例(決して他人事ではない!いま増えている精神疾患の症例)
第2章 メンタルヘルスについて総合的に理解する(メンタルヘルスの基礎知識;メンタルヘルス不全が起こる背景;企業のメンタルヘルス対策の現状;おもなメンタルヘルス関連法規と労働衛生行政の指針;メンタルヘルス対策の支援プログラム「EAP」)
第3章 メンタルヘルス対策のポイント―労使間トラブル回避のコツ(メンタルヘルスにまつわる労使間トラブルの事例;会社vs.本人のトラブルはなぜ起こる?;メンタルヘルス対策の不備がもたらすもの;ほかにも起こりうる損失の数々;メンタルヘルス対策を全社的観点で;メンタルヘルス対策の要点;就業規則で定めておくとよいこと)
付章 人事・労務管理者のためのQ&A(該当社員との関わりかたに関して;休職と復職に関して;研修に関して)
著者等紹介
松本桂樹[マツモトケイキ]
1969年東京生まれ。横浜市立大学文理学部心理専攻卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科心理臨床講座修了。精神科クリニックにて臨床心理士として勤務の後、日本初のEAP専門会社である(株)ジャパンEAPシステムズに入社。勤労者のメンタルヘルス問題に関し、人事部や管理職から数多くの相談を受けている。臨床心理士、精神保健福祉士、シニア産業カウンセラーの資格を保有。早稲田大学、東京学芸大学、法政大学大学院にて講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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