日中「新思考」とは何か―馬立誠・時殷弘論文への批判

日中「新思考」とは何か―馬立誠・時殷弘論文への批判

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  • サイズ B40判/ページ数 167p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784931490741
  • Cコード C0036

目次

第1部 「新思考」論議への解説(「新思考」旋風は如何に巻き起こったか;「新思考」論議の的となった「馬・時文」;中国における「新思考」討論の概要;九〇年代以来の中国における対日政策討論;「新思考」論議から何を思考できるか)
第2部 「対日新思考」批判
第3部 二一世紀日中関係への思考(日中関係は試練の中で新世紀を迎える;新世紀の日中関係―対等なパートナーを目指して;戦略の創造か、それとも戦略の貧困か―『二一世紀日本外交の基本戦略』への論評;日中両国は如何に「普通関係」へ向かうか;日中両国は「東アジア共同体」を築けるか)

著者等紹介

金煕徳[キンキトク]
吉林省出身、1954年生まれ、1982年中国延辺大学政治学部卒、1985年同大修士課程修了、講師となる。1986‐87年米国コネチカット州立大客員研究員。1989年より東京大学大学院総合文化研究科在籍、1994年3月学術博士学位取得。同年夏より中国社会科学院日本研究所勤務。現職研究員(教授)、中華日本学会常務理事、中国亜太学会副秘書長、中国社会科学院韓国研究センター常務理事などを務める

林治波[リンチハ]
山東省出身、1963年生まれ、1983年中国人民大学歴史学部卒。中国軍事科学院軍事歴史研究部で解放軍戦史と抗日戦争史研究に従事、2000年人民日報社に転属、新聞評論に携わる。現在『人民日報』評論員(論説委員)、主任編輯、『人民論壇』『今日談』編集長、中国抗戦史学会理事、『人民網』『千龍網』にコラムを持ち、数多くの評論を載せている
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