やっぱり変だよ日本の営業―競争力回復への提案

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784931466654
  • NDC分類 673.3
  • Cコード C2034

内容説明

「顧客は神様」と言いながら、社員にノルマを強要。読まれない日報を熱心に書かせる。世界一の通信技術を持ちながら、「足で稼ぐ」…やっぱり変です、日本の営業。精神論だけでは、営業は成功しません。勝つ営業には、組織的な戦略を持った経営論が必要なのです。組織で売るためのノウハウを伝授。

目次

第1章 やっぱり変だよ、日本の営業マンの姿(あなた方は害虫よ;エリート営業マンの「凄腕」 ほか)
第2章 営業のたくさんの「なぜ」(なぜ、日本製品は売れたか;なぜ、営業のせいにするのか ほか)
第3章 真実に目を向けよう(裸のモノ作り企業;顧客は神様ではない ほか)
第4章 効率的な営業を実現するために(eセールスマネージャーの使命とは;CRM、SFAという仕組み ほか)
第5章 常識や習慣にとらわれないために(ストーン・キャット;東京は米国の二個分 ほか)

著者等紹介

宋文洲[ソウブンシュウ]
1963年中国山東省栄成県生まれ。中国東北大学卒業後に、1985年に国費留学生として来日。北海道大学工学部で博士号を取得して帰国しようとしたが、天安門事件の発生などで断念。就職した札幌市のソフト会社がすぐに倒産、自ら開発した建築・土木解析ソフトを売り歩き、その利益をもとに1992年ソフトブレーン設立。2000年12月に東証マザーズに上場。現在、同社代表取締役会長。営業改革用パッケージ・ソフトなどで注目を集め、SAPジャパン、富士通、日本アイ・ビー・エムなどとの業務提携も進んだ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にく9

11
効率化だけでは割り切れないし、SFAやCRMの活用は理解できるものの、入力だけしたって売り上げは上がりません。日本の習慣だから、と既存の手法を見直さない点は確かに古臭い、思考停止状態だと思う。しかし、この本はあくまで自社製SFAを宣伝することが目的でしかない。前半の営業論は浅い。いy、わかるんですよ、日本的と皮肉を込めて言いたくなる気持ちは。2014/06/03

Masaru Yamada

7
営業課長とは、一人の営業マンとしてセールス能力がある人ではなく、組織としての効率の良い仕組みを自分の組織ユニットに適用できる人を指す。売れるためのプロセスを皆で研究し、それを実行させる。どのようなプロセスが売れることにつながるか、どのようなプロセスが売れることにつながらないのか、またその割合についても定性的ではなく定量的に把握していれば、部下に無駄な根性論を言う必要がなくなる。確かに宋文洲氏のご指摘です。なかなか現実問題を理想的な営業手段でクリアできないのが日本です。自分も少しでも理想に近づきたい。2017/04/09

文章で飯を食う

3
当たり前の話だけど、おもしろい。公務員なんか、30年遅れてるよな。2010/03/25

flat

2
日本の営業の非効率な点と商品の宣伝が半々位なので、強かと言えばそれまでなんだけど、ちょっとなぁ。

Humbaba

2
会社というのは,利益を上げることが目的である.しかし,働いている人間は仕事をこなすことに注力してしまい,本当の目的を忘れてしまいがちである.手段と目的を取り違えないようにすることが,競争力を高めるために重要になる.2012/01/11

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