内容説明
著者は「ナショナル ジオグラフィック」誌で活躍する写真家。風景写真を撮るために、プロの写真家はどんな準備をするのか、現地では何をすべきか、どんな撮影テクニックを使うのか、機材はどう選ぶか、などを詳しく説明しながら、魅力的な風景写真を撮るための考え方とテクニックを解説する。
目次
風景写真
構図
プロ写真家からのアドバイス ジェームズ・ブレア―目的にかなう写真
カメラとレンズ
プロ写真家からのアドバイス ブルース・デール―土地の雰囲気を撮る
いつ撮影するか
天候を利用する
夜明け、夕暮れ、そして夜
ディテール
図形的な要素
プロ写真家からのアドバイス アドリエル・ヘイセイ ワシの目で空から撮る
風景写真の主題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
caramel
31
風景に物語を感じて…と、風景に感動した心を伝える努力をするために、季節や光を求めて忍耐強く追究することが重要なのだという。それから、技術。構図では導線、フレーミング、パターン等を見つける。各種天候、時間による光の違いにおける撮り方も学べる。フィルムのことが多く記載されている印象だが、勉強になった。2015/02/03
ぷないぷない
2
基本知識は省いての、中級～上級向きの内容だけど、一周して基本が大事なんだと思わせる内容だった。構図やコントラスト、シャッター速度や被写界深度を理解して、利用して、意図を画像に反映させる。この風景の何が、あなたにシャッターを切らせたのか。って感じの内容。ほかは、各シーン別に具体的なアドバイス。2013/07/25
lupin14
0
=) 道具一つで同じ景色が違ってくることに写真初心者としては吃驚！けども、最後には写真で何を伝えたいのかが重要だということに驚いた2009/03/28
nitti
0
良い写真とは何か、考えるきっかけになった。私に写真の技術はほとんどないから、わからない部分もあったけれど、構図や時間帯、天候など、プロがどのようなことを意識しているのかという視点は興味深い。 2018/03/07
