内容説明
決定版。オウム論。麻原彰晃裁判の本格化にともない、気鋭の論客とオウム弁護士が、「オウム論議」に新視点を提示。戦後パラダイムは大崩壊するか。
目次
1 徹底大論議―オウム事件の本質は、これだ!(平板化を極める「オウム論議」に異議あり;狂信、超越こそ宗教の本質である;むき出しになった政治・法の本当の貌;いまどきの言語空間の無力さ、怖さ;「みんな」という、のっぺらぼうの抑圧;戦後ニッ模ンの自画像としてのオウム;破防法適用で、国民はオウムに不戦敗する ほか)
2 大月隆寛の切り込み対論―オウムを生んだ「戦後ニッポン」の正体に迫る