内容説明
「100以上の、おとぎ話や有益な話を知らなければ、親の資格がない」と、ある教育者は道破する。歴史上の人物の成功談や失敗談、心あたたまる話題の中から、おもしろい話を100選び、小さい魂に奮発心を喚起させ、不屈の精神を培うための小話集。
目次
この柱も痛かったのよ―うるわしき母子
約束は、必ず、はたさなければならない
高価な楽器がいい音色を出してくれるのではない、演奏者によるのだ
悪人ばかりだとケンカにならない―一家和楽の秘訣
大将たる者、臣下の言葉をよく聞くべし
お嫁にいったら、毎日よい着物を着て、おいしいものを食べて、よくお化粧するのですよ
もうおまえは、帰ってもよろしい―何事も基礎が大切
夫婦はもともと他人である。だからケンカもする
矢は一本しかないと思え―一意専心
忙しい人ほど勉強できる―暇を盗む〔ほか〕
著者等紹介
高森顕徹[タカモリケンテツ]
昭和4年(1929)、富山県生まれ。龍谷大学卒。浄土真宗親鸞会会長。日本各地や海外で講演、執筆など
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中寛一
11
浄土真宗親鸞会会長による人生に心得ておきたい言葉の数々。歴史上の人物や釈尊などの逸話から、日常生活の心がけが語られている。私の宗派とは異なるが、宗派に関係なく読むことができ、なるほどねと感じる話が多い。2013/05/29
神城冥†
5
感想を書いていなかったので。古今東西ためになる100の小話集。発売当時ベストセラーになってたなぁ…と今思い出す。2008/11/01
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
5
知慮 人の喜怒哀楽 生きること 死ぬこと 全てが愛おしい。自分が20歳を迎える頃の時代に戻った気持ちです。心を改めます。2015/02/01
かんた
2
小学生の時に母がプレゼントしてくれた本。この中で出会ったお話を、今でも時々思い出します。自分の子供に読ませたい本です。2013/06/08
おばおば
0
今の自分に当てはまる話もあって参考になりました。2017/03/12