出版社内容情報
こぶたくん、妹のアマンダ、お父さん、お母さんのこぶたくん一家のなにげない日々を描いた、あたたかくユーモアたっぷりの5編からなるお話。
第一話『おかしをやく日』では、雨の音を聞き、クッキーの焼けるおいしい香りをかぎながら、こぶたくんがしみじみと言います。「ぼく、いましあわせ。かあさんがそばにいてくれるんだもの。アマンダもいるし、それにぼくさむくもないし、雨にぬれてもいない。あたたかい。やけているクッキーもあたたかい」
その他4編も、子どもをあたたかく包み、大人もほっと力がぬけるようなお話です。
およそ4~5才から
内容説明
こぶたくんの家に、おばあちゃんから「木曜日の夕ごはんまでにうかがいます」という手紙が届いた。今日は木曜日。さっそくこぶたくんとかあさんと妹のアマンダは、歓迎の準備をはじめる。部屋をそうじし、床をみがき、お花を飾り、ごちそうを作り…。こぶたくんも自分の部屋であばあちゃんを迎えるしたくをする…。こぶたくん、妹のアマンダ、おとうさん、おかあさん、そしておばあちゃんの「こぶたくん一家」のなにげない日々を、あたたかくユーモアたっぷりに描いたお話が全部で5編。アーノルド・ローベルがやさしく、表情豊かに絵を描いている。