内容説明
天才は多くを語らないが、彼は気づかず生きているために、その多くを語ってくれた。甘・酸・辛・苦が入り混じる、カクテルみたいにおいしい一冊。毛利氏の集大成ともいえるカクテル30作品も、最新レシピで一挙収録。
目次
1 感謝―バーテンダー歴四〇周年を迎えた僕 実は、お酒が飲めなかった
2 謙虚―プロである前に、人として大切なこと 憧れの王監督が教えてくれた
3 精進―基本を身体に叩き込んだ。次に、疑った 僕だけの世界をつくりはじめた
4 成果―二年連続の日本一、味と技術で世界一 自信も、緊張感も大きくなった
5 誠練―常連さんから突き返されたマティーニ 急遽スコットランドへ飛んだ
6 進歩―三六歳、生涯バーテンダーを決意した 四〇歳、お酒の味を覚えてしまった
7 信頼―一杯のカクテルが織り成す、人との縁 テレビや舞台にも出演した
8 期待―癒しでも気晴らしでもなく、「ゆるし」 魂の止まり木をつくりたかった
9 愛顧―さまざま理由で開かれる、バーの扉 いつもそこに僕たちはいた
10 さらに感謝―お酒とともにステアし続けてきたもの 僕の人生を、とてもおいしくしてくれた
著者等紹介
毛利隆雄[モウリタカオ]
MORI BAR/オーナー兼チーフ・バーテンダー。1947年・福岡県生まれ。83年に初出場したカクテル・コンペで2位入賞。84年には全日本1位に輝き、翌年連覇を果たす。87年には日本代表として世界大会に出場し、味・技術部門でともに最高点を叩き出した(総合4位)。現在は、バーの聖地・銀座でいちばんの人気店と呼び名も高い“MORI BAR”のカウンターに立つかたわら、後進育成にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あいちょ。
にわかふぁん
pika
り♪