• ポイントキャンペーン

思索紀行 - ぼくはこんな旅をしてきた

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 510p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784915999130
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

反戦映画をかついでヨーロッパを放浪した19歳の旅に始まる、立花隆の40年間の「旅と思索」を一挙公開! 立花ノンフィクションのすべての原点がここに。

古代遺跡をくまなくめぐり(序論)、無人島で人生を振り返り(第1章)、ブルゴーニュで超高級ワインを浴びるほど飲み(第3章)、聖地アトスで教会音楽に耳を傾け(第6章)、反戦映画をかついでヨーロッパを放浪し(第8章)、中東でパレスチナ問題の本質に迫り(第9章)、ニューヨークで巨大都市文明の崩壊を預言する(第13章)……。
数千年の時空を超え、聖界と俗界への探求心が激しく交錯する。立花隆の世界思索紀行、第1弾!

●著者からの言葉
「本人(著者)はこれをまとめるにあたって、楽しみながらまとめたので、読者諸氏におかれても楽しんで読んでいただければ幸いである。質量ともに楽しむに足るだけのいろんな材料をとにかく詰め込みに詰め込んだ、幕の内弁当のような作りになっているので、たいていの人に楽しんでいただけるはずと思っている」(立花隆)

●目次

序論 世界の認識は「旅」から始まる

Ⅰ 無人島の思索
第1章 無人島生活六日間
第2章 モンゴル「皆既日食」体験

Ⅱ 「ガルガンチュア風」暴飲暴食の旅
第3章 「ガルガンチュア風」暴飲暴食の旅
第4章 フランスの岩盤深きところより
第5章 ヨーロッパ・チーズの旅

Ⅲ キリスト教芸術への旅
第6章 神のための音楽
第7章 神の王国イグアス紀行

Ⅳ ヨーロッパ反核無銭旅行
第8章 ヨーロッパ反核無銭旅行

Ⅴ パレスチナ報告
第9章 パレスチナ報告
第10章 独占スクープ・テルアビブ事件
第11章 アメリカの世論を変えたパレスチナ報道
第12章 自爆テロの研究

Ⅵ ニューヨーク研究
第13章 ニューヨーク'81
第14章 AIDSの荒野を行く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazuさん

15
13章ニューヨーク'81では、40日間の滞在中に、スラム街で生活する移民から、摩天楼で働く成功者などの各職種の人々をそれぞれ丹念に取材し、現代ニューヨークが抱える様々な問題点をあぶり出す。立花氏は世界一広いゴミ捨て場に立って、そこで働く作業員を取材しながら、一方で、遠くに見えるマンハッタンで働く巨万の富を生み出すエスタブリッシュメント達に思いを馳せる。1981年の時点で既に、アメリカは自由の国と言われていても、各階層が分断化され、それぞれのグループの中で閉じた生活をしている様子が克明に描かれている。2022/07/04

ランラン

7
再読。中東問題は複雑でわかりにくい部分が多い。イスラエルに関して、イスラエル人、ユダヤ人、シオニストいずれも違う概念を持っている。シオニズムはユダヤ人全体の支持は受けていないことは意外でした。シオニストの中には同じユダヤ人を迫害している現実がある。2022/11/11

takao

4
ふむ2023/12/03

チェコ

3
パレスチナ報告と、最後のエイズの話が興味深かった。ニューヨークも今は変わったのだろうけど、昔の様子を知れる。2016/06/19

funkypunkyempty

2
★★★★☆2024/02/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/150307
  • ご注意事項