出版社内容情報
《内容》 精神療法の神田橋條治先生と薬物療法の八木剛平先生。専門を異にするこの両巨頭の対談集で、伸びやかな“笑い”の中に精神医療と医学教育についての危機感がにじみ出る。「用語解説」を随所に挿入した、精神医学を学ぼうとする精神科医やコ・メディカル必読の書。
《目次》
まえがき
はじめに
精神科医としての道と分裂病治療の歴史―八木先生の場合を中心として―
精神科医としての道と精神療法―神田橋先生の場合を中心として―
EBMと精神医学‘邪気”の世界と精神療法
分裂病の養生と診断面接のしかた
薬物療法と精神療法
分裂病の治療論
抗精神病薬の副作用
外来診察論
境界例と面接のしかた
教育問題と後進へのメッセージ
あとがき