内容説明
本書は国内の危機管理のうち、災害に関連する危機の予測・予知と対応について述べ、どのような事故が発生したか事例を紹介し、河川、港湾、漁港、海岸、道路、鉄道、上水道、下水道等に関する、国および自治体ならびに公共企業体の各管理者の体制のあり方、企業や個人についても対応すべき危機管理と、国家賠償またはリスクへの対策としての損害保険の問題を述べるものである。
目次
第1部 危機管理総論(土木の理念と危機管理;危機・災害の定義と種類)
第2部 災害と予知・予測および対策(地震・津波・火山噴火;風水害・土砂災害・高潮・落雷・豪雪;道路瑕疵と交通機関の事故;火災・事故・環境災害)
第3部 組織機構における危機管理体制(国および自治体の危機管理体制;企業および個人の危機管理;賠償責任;損害保険)