内容説明
自然の樹木に囲まれたり、木でできたものに触れたり目にするだけで心が安らぐのは何故なのだろう。木の家に暮らし、木に育まれた日本人の心、そして機械文明に対する反省。それらを背景に、木の文化から木の科学、さらに木の家が一冊に会した待望の書。
目次
1章 木は生きている(法隆寺の柱とバイオリン;木造校舎の教えたもの;「木用貧乏」 ほか)
2章 木の魅力をさぐる(森と樹と木;軽い木と重い木;肉眼で見た木;顕微鏡で見た木;自然のつくるデザイン ほか)
3章 住まいに木を使う(木の家と石の家;教育環境と木;伝統的な住まいと現代の住まい;木造住宅のいろいろ;湿気と結露 ほか)