NewsPicksパブリッシング<br> 他者と働く―「わかりあえなさ」から始める組織論

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他者と働く―「わかりあえなさ」から始める組織論

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784910063010
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

内容説明

すべての厄介な問題は、関係性のなかで起きている。現場で起きる「わかりあえなさ」から始まる諸問題は、ノウハウで一方的に解決できるものではありません。その「適応課題」と呼ばれる複雑で厄介な組織の問題をいかに解くか。それが本書でお伝えする「対話」です。忖度する・論破するでもなく、相手の「ナラティヴ」に入り込み、新しい関係性を構築すること。それこそが、立場や権限を問わず、新たな次元のリソースを掘り出して、組織を動かす現実的で効果的な方法なのです。組織論とナラティヴ・アプローチの超実践的融合。いま最も注目の経営学者、待望のデビュー作!

目次

第1章 組織の厄介な問題は「合理的」に起きている
第2章 ナラティヴの溝を渡るための4つのプロセス
第3章 実践1 総論賛成・各論反対の溝に挑む
第4章 実践2 正論の届かない溝に挑む
第5章 実践3 権力が生み出す溝に挑む
第6章 対話を阻む5つの罠
第7章 ナラティヴの限界の先にあるもの

著者等紹介

宇田川元一[ウダガワモトカズ]
経営学者。埼玉大学経済経営系大学院准教授。1977年東京生まれ。2000年立教大学経済学部卒業。2002年同大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。2006年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。2006年早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、2007年長崎大学経済学部講師・准教授、2010年西南学院大学商学部准教授を経て、2016年より埼玉大学大学院人文社会科学研究科(通称:経済経営系大学院)准教授。社会構成主義やアクターネットワーク理論など、人文系の理論を基盤にしながら、組織における対話やナラティヴとイントラプレナー(社内起業家)、戦略開発との関係についての研究を行っている。大手企業やスタートアップ企業で、イノベーション推進や組織改革のためのアドバイザーや顧問をつとめる。専門は経営戦略論、組織論。2007年度経営学史学会賞(論文部門奨励賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

98
よくwin-winとか、落としどころを作るとかあるのだが、それ以前の段階が重要。人は、自分の価値観・思考に合わないと、なかなかそこからの距離を埋めることが難しい。いかにして、相手をうなずかせるか・・・に注力してしまう。相手の立場にたってともいうが、これも難しい。そんな時のヒントが、たくさんある一冊。ナラティブがキーワード。この言葉自体には、随分前から馴染みがある。相手のナラテイブに思いを馳せる・・・これがポイントだ。2020/07/21

アナーキー靴下

88
職場は一種のファンタジーで、組織人としての私はただの一登場人物だと思っている。誰かが退職する時は文字通り号泣、といってプライベートでは1ミリも関わりたくないから、連絡先交換なんて絶対嫌。そんな組織人としての私が、個人としての私を痛めつけているのだと、最近強く思う。職場の人を自動で好きになってしまうのも、個人ではなく組織人の方の私ではないかと。これは職場の、組織としてのナラティヴに侵食されやすいせいではないか、それならナラティヴがいかに醸成されるか、切り離して自己を保つことができるか、そのヒントを探し読む。2022/06/14

Koichiro Minematsu

57
こちらも仕事始めの前に読みたかった1冊。仕事上、組織において重要な人との関係性。本書では「自分が自分のナラティヴの中においてしかものを見ていなかったことに気づき、自らを改めることを通じて、相手と私との間に、今までになかった関係性の構築を目指すこと」その出発はダイアローグとナラティヴだと。分かり合うことの本質が詳しく書かれている。2021/01/04

vinlandmbit

55
この本に記載されてる(誰もが当然避けられない)他者と働く事について、ちょうど日々の仕事でいろいろと試行錯誤していたタイミングでもありとても救い、かつ道標となってくれました。それほどまでにナラティブ/対話を意識した考え方/アプローチが実世界に活かせるのかを実践を持って実感。日々、多くの人と関わる(関わらざるを得ない)プロジェクトマネージャ的な仕事の方には本当にお勧めの一冊です。2019/12/30

なっぱaaua

51
対話とナラティヴ・アプローチ(解釈の枠組み)の大切さがよく分かる。これが全て完璧にこなせたらtheサラリーマン道の達人と言えよう。こんなに先回りできるメンバーが居たら楽だろうな。リーダーの立場からしても同様に分かり合うための溝に橋を架ける作業を大事にしたい。この部分が分からない人は多いと思う。育成においても「その人が携わる仕事において主人公になること」この視点はリーダーは忘れてはいけない。対話と迎合の違うについても記述があるが、迎合という諦めはできるだけ回避して対話を継続していきたいと思う。2022/12/31

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