ふたりママの家で

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  • サイズ A4判/ページ数 47p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784909125095
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

ふたりのママ&子どもたちの暮らしを描いた、とある一家のにぎやか成長記録

名作絵本を多数手がける絵本作家

パトリシア・ポラッコによる温かみあるイラストも魅力!

 

うちは、お母さんが2人、子どもが3人の「かぞく」。

でも、特別なんかじゃない。

生まれてすぐのわたしが、どうやってこの家に来たか。

その話になると、ママたちは目をキラキラさせて、

思いっきり、にっこりする。

暑く乾いた砂漠を歩いて、荒れた海を渡って、

高い山を飛び越えて、

嵐の中をずんずん歩いたんだって。

ただ、わたしを家に連れて帰るために。(本文より)

『ふたりママの家で』は、ふたりの母親と子どもたちの何気ない日常を描いた絵本です。





語り手は、母親たちのもとへ一番初めに養子としてやってきた、長女の「わたし」。「わたし」の視点から、同じく養子として迎えられた弟ウィル・妹ミリーとともに、愛情たっぷりに育てられる日常が描かれます。物語は、やがて子どもたちが自立して孫が生まれ、仲良く年老いた母親たちを見送ったその後までを映し出し、終焉を迎えます。

 

「ふたりママ」のミーマとマーミーは、正反対の性格ながらも息ぴったりで、楽しいことを次から次へと思いつくお母さんたち。ふたりの手にかかれば、ハロウィーンの手作り衣装だって、家族の食事会だって、野外パーティの企画だってお手のもの!そんな明るいふたりがいとなむ一家の日常は笑い声にあふれ、地域にしっかり溶け込み、親戚やご近所さんたちからも愛されています。しかし、ひとりだけ、ふたりママ一家に鋭い視線を向ける人が…?

 

特別なことばかりではありません。楽しいことも、悲しいことも、たくさん繰り返して、家族の毎日は進んでいきます。ふたりママ一家も、無数に存在するそんな家族のうちのひとつ。地域に根ざす生活者として、軽やかに、しなやかに、力強く日々を送る、ふたりママ一家のあたたかな物語です。

パトリシア・ポラッコ[]
著・文・その他

内容説明

わたし、ウィル、ミリーの3人きょうだいには、ママがふたりいる。みんなでご飯をつくって食べたり、一緒に踊ったり、楽しく笑いの絶えない毎日。親せきも近所の人もみんな「ふたりママ」のことが大好きだけど、中には違う考えをもつ人がいて…?子どもたちがやってきてから、ふたりママがおばあちゃんになり、次の世代につなぐまで。ふたりママの家の、にぎやかで、なんてことのない、成長記録。

著者等紹介

ポラッコ,パトリシア[ポラッコ,パトリシア] [Polacco,Patricia]
アメリカとオーストラリアで学び、ロシア絵画、ギリシャ絵画、および図像史を専門に美術学修士と美術史博士号を取得。肖像修復に関して美術館のコンサルタントを務めることもある。作家やイラストレーターを対象とした数多くの交流プログラムの一員として、ロシアをはじめとする旧ソ連諸国を広く旅してきた。現在も、ロシアとアメリカの友好・相互理解を助けるプログラムを支援している。都市部のもめごとの平和的解決を助けるプロジェクトや、芸術・識字プログラムを奨励する活動にも深く関わっている

中川亜紀子[ナカガワアキコ]
翻訳者・編集者。出版社勤務などを経て、現職。長く雑誌翻訳の分野で仕事をしてきた。日米の大学でコミュニケーション学どジャーナリズムを専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

61
楽しくって幸せな絵本を読みました。ふたりのママ&子供達のとある一家のお話です。■楽しく笑いの絶えない日々。愛情たっぷりに育てられる子供達。親戚も近所の人もみんな「ふたりママ」のことが大好きだけど、中には違う考えの人もいて… ■おじいちゃんおばあちゃんからママ達へ、ママ達から子供達へ、子供達からそのまた子供達へ注がれる愛。ニコニコ読んでたら終盤ちょっと涙が出ちゃったよ。■人生で大切なことを静かに教えてくれる1冊です。違いは恵み。1人でも多くの人がそう思える社会に1歩でも近づけますように☆(2009年)(→続2019/01/09

ネギっ子gen

55
冒頭は、赤ちゃんを迎えて大喜びする人たちの絵。その次は、ふたりママに見つめられ、<生まれてすぐのわたしが、どうやってこの家に来たか。その話になると、ママたちは目をキラキラさせて、思いっきり、にっこりする>と。お母さんが2人、子どもが3人の「かぞく」。でも、特別なんかじゃない。ふたりの母親と子どもたちの愉快な日々を、温かいタッチで描かれた絵本。語り手は長女の「わたし」。同じく養子として迎えられた弟ウィルや妹ミリーとともに、愛情たっぷりで育つ――。LGBTQの絵本になるが、そういうことを抜きにしても、素敵!⇒2021/07/24

ぶんこ

52
愛されて育つって素晴らしい。性別や肌の色、ルーツなんて関係ない。一緒に暮らして慈しみあう。その積み重ねで家族となっていく。ふたりのママは幸せだなぁ。こんない可愛い子どもに恵まれ、理解あるご近所さんにもめぐまれて、楽しい一生だった。幸せって自分たちで作り、人との違いを恵みとして受け止める柔らかさ。絵も素敵でした。2019/03/16

たまきら

40
ふたりママの家で育てられる子供たちの目線で語られるた暖かな絵本です。偏見を持つ人も登場し、苦い経験もあります。それでも愛があれば大丈夫。そんな優しさに満ちていて読後感が素晴らしかったです。自分のイギリス人の友人は、小学生の時に同性愛者であることを共有できる親友と出会えたとても幸運な人です。彼は、親友がパートナーを得たら彼女に精子を提供する約束をしました。そして今、ふたりママ&ふたりパパは二人の男の子を育てています。「同性愛者は非生産的」?そんな考えは本当にさびしい人からうまれるのではないでしょうか。2019/11/08

ヒラP@ehon.gohon

32
同姓カップルという、ちょっと理解しがたい母親に育てられた子どもたちののびのびと成長していく姿に、垣根を越えた素晴らしさを感じました。 多くの理解者とそれを理解しない人の冷たい視線は、現実の社会の中で変化していくものなのでしょうが、養子として迎えられた兄弟たちがそれを乗り越えていけたのは、二人の母親の強い愛情があったからこそなのでしょう。 同性婚とも言えるマイノリティー社会への偏見を、拭ってくれるような力作です。2019/02/06

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