温かいテクノロジー―AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電書あり

温かいテクノロジー―AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2024年04月26日 10時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909044433
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C0050

内容説明

ロボットを開発することは、「人間」を知ることだった。世界初の家族型ロボット「LOVOT」の開発者が語る、ChatGPTだけでは見れない世界。

目次

序章 ぼくらが「メーヴェ」に憧れ、「巨神兵」に恐怖を覚える理由―温かいテクノロジーへの気づき
1章 LOVOTの誕生―たどりついたのは「生産性至上主義」への問いかけ
2章 愛とはなにか?―人類を「ドーパミン漬け」にする現代ビジネスへのささやかなアンチテーゼ
3章 感情、そして生命とはなにか?―生身と機械の差は、大した問題ではなくなる
4章 人生100年時代、ロボットは社会をどう変えるのか?―心や愛に関する問題こそをロボットが補完する
5章 シンギュラリティのあと、AIは神になるのか?―人類とAIの対立は古典になる
6章 22世紀セワシくんの時代に、ドラえもんはなぜ生まれたのか?―「だれ1人とり残さない」ために
7章 ドラえもんの造り方―「ChatGPT」だけでは見れない世界
終章 探索的であれ―「むかしむかし」の反対「みらいみらい」の話

著者等紹介

林要[ハヤシカナメ]
GROOVE×創業者・CEO。1973年、愛知県生まれ。1998年、トヨタ自動車株式会社に入社。スーパーカー「LFA」やF1の空力(エアロダイナミクス)開発に携わったのち、トヨタ自動車製品企画部(Z)にて量産車開発マネジメントを担当。2011年、孫正義後継者育成プログラム「ソフトバンクアカデミア」に外部第一期生として参加し、翌年ソフトバンク株式会社に入社。感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」プロジェクトに参画。2015年、GROOVE X株式会社を創業。 2018年、家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を発表。翌年、出荷を開始。ラスベガスで開催されている世界最大規模の家電見本市「CES」において、 2019年にThe VERGE「BEST ROBOT」、2020年には「イノベ・ションアワード」を受賞。2021年、第29回ろぼット大賞にて「総務大臣賞」、2022年、第30回IP BASE AWARD「スタートアップ門奨励賞」、2023年には第1回WELLBEING AWARDS「モノ・サービス部門GOLDインパクト賞Jを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

300
著者の林要氏は家庭用愛玩ロボット「LOVOT」の開発者。前半は、このLOVOTの開発にまつわる話が中心だが、そこでは常に人間とは何かが問われている。個人の「意思」とは何なのか。また、人間は自ら思考する存在であると考えられているが、それははたしてどこまで本当か。と、限りなく問いを続けていくのである。そうして完成したLOVOTの様々な可能性が述べられる。後半はロボットを含めたテクノロジー全般の現在と未来像が語られる。この人の立場からすれば、当然そうなのだろうが、それは肯定的な未来である。2023/10/25

中玉ケビン砂糖

67
「pepper君の手が温かかったらいいのに」という要望からヒントを得、紆余曲折を経て生まれた「LOVOT」を巡るおはなし。「AIが人類を監理するディストピア」という神話はそろそろ(リドリー・スコット作品を観すぎた)陰謀論者の十八番程度になり、いい加減速やかに建設的な運用法を考えていかなければならないのではないか。SDGsを『「これでダメだったらホントにダメだ」として策定された道徳的最低ラインの画期』と措定する著者は、ありがちな「とはいえ」論を一つ一つ丁寧に解決していき2023/10/03

ta_chanko

19
利便性を追究しても愛されない。これから求められるのは、人間に寄り添い、人間とともに成長する、愛されるペット型ロボット「LAVOT」のような存在。いずれは「のび太」の成長を支える「ドラえもん」のようなAI搭載型ロボットを開発することが目標。人間らしさとは、個性豊か・非合理的・突発的・感情的・情熱的なところ。そんな人間を支え、能力を補完し、引き出していくことがAIの役割。AIとの共働・共生によりwell-being革命がおこり、世界の生産性は爆上がりする!2023/10/05

keitakenny

7
家族型ロボット「LOVOT」の開発製作存在を通して、人間人類とは?未来の世界とは?が描かれた一冊 人類史、心理、脳科学、テクノロジーなど横断的に解説 工業、産業な機械的なロボットではなく、ドラえもん的な心がある(と感じられる)温かいロボット 今はまだ五感的なインプットで完了しているが、イーロンマスクの電気的脳内感覚な世界まで進んで行くのだろう 人類の進化レベルから見ると、やはり外的刺激情報以上は対応し切れないと思う やはり「温かい」感覚は一番人間的なのだろう2024/03/03

ゆーすけ

7
「温かいテクノロジー」というタイトルからしてもう良い。機械は人を便利さをもたらせてきたけれど、「なにもできないロボット」がなぜここまで受け入れられ、愛されるのか。人は完璧さを求めていないし、弱さにこそ手を差し伸べたくなる。そんな、生き物に近づけつつもロボットの良さを活かしたLAVOTが生まれるまでの様々な疑問が余すことなく書かれている。テクノロジー本はややもすると細々としたことが書かれがちだけど、アプローチがまったく異なるため、愛とは感情とは何か、というテーマが面白くて読みやすい。2023/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20911462
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。