内容説明
なぜ帰れない?お付き合い残業、板挟み、無茶振り上司、非効率な会社、妻でも母でも社員でもない私、大切なことの優先順位…ほか。年齢も、性別も、立場も異なるけれど、ただ一つ同じ願いを持つ、人々のお話。
目次
第1章 「お付き合い残業」がつらくて、もう帰りたい
第2章 「板挟み」だらけで、もう帰りたい
第3章 「無茶ぶり上司」に振り回されて、もう帰りたい
第4章 会社が「非効率」すぎて、もう帰りたい
第5章 「妻でも母でもない私」になりたくて、もう帰りたい
第6章 自分の中の「優先順位」がわからなくて、もう帰りたい
第7章 職場にも家にも「居場所」がなくて、もう帰れない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふぅわん
84
【帰りたい場所があるのはいいね】外の気温、天気すら、わからない箱の中にいる私。入れば外の空気に触れたくなるが休憩も外に行く時間もない。出たくて出たくて仕方ない。どよーんとした空気から解放されたい。「もう帰りたい」前向きな言葉でもある。ママのような存在が欲しい。不安に押しつぶされてる今。言葉を選べずどう伝えたらいいかわからないとしか答えられない私。ありのまま素直に答えられる私でいたいのに。働き方改革、正しさが通じない世界もある。自分での改革が必要。大切な人との時間を失わないように。それより大切なものはない。2020/02/01
ぐっち
35
「スナック もう帰りたい」に集まる人たち。確かにいつももう帰りたい。ママもいい味。現実にはなかなか帰れないからこそ、こんなスナックに行ってみたい。2019/06/01
キビ
23
久々にタイトル買いしてしまった。最近は「働き方改革」って言われるけど、実際のところどんな感じなのだろう。私も、シャっと仕事できて、スッと帰れるような人になりたい。本当、なりたい。いやいや、今の仕事、もちろん好きなんだけど。作中のスナック「もう、帰りたい」…行ってみたいな。2019/04/22
はっち
18
電子図書館でタイトルに惹かれ借りてみました 日本人の連帯的な残業 昔、私も早く帰りたーいと思っていたものです 仕事を効率化しようとするも頭の硬い上司に阻まれる デザイナーさんと上司の板挟み そんな彼ら彼女らがたどり着いたのがバーもう帰りたい 辛口のママの一言がいい こんなバーがあったら入り浸ってしまうかも あーでも、もう帰らなきゃ?2021/02/04
かめぴ
17
ニヤケながら、あるあると思いながら、分かるぅと頷きながら読了。こんなママがいるとこ飲みに行きたい。。2019/05/10