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内容説明
2011年3月11日に起きた東日本大震災から4年。甚大な津波被害に遭った宮城県女川町に「シーパルピア女川」という復興の街が完成した。その開幕式で、復興のシンボルとして、観光の目玉として登場したのが「ダンボルギーニ」である。イタリアのスーパーカー、ランボルギーニをモデルとしたダンボール製の車、つくったのは石巻の梱包会社の今野英樹氏。「時間があったので1/1モデルを作りました」。その後、SNSで評判を呼び、全国に知られる存在に。そんな今野氏が、ダンボルギーニや『スターウォーズ』のAT‐ACT、巨大野球盤と次々と世に送り出す「おもしろい復興のかたち」全仕事を紹介する。
目次
1 2015 1/1ダンボルギーニ、つくる。―震災後、思うところがあって、今野社長、子どものころに憧れたスーパーカーをダンボールで作り始めてしまった。その名を「ダンボルギーニ」。
2 2008 禁断のロボットアニメ、つくる。―今野社長、リーマンショックで仕事がとだえ、しかたがないから自分たちだけで、あの禁断のロボットアニメを作ってしまう。
3 2016 『スターウォーズ』AT‐ACT、つくる。―ダンボルギーニの評判であるメーカーから依頼が!『スターウォーズ』シリーズの「AT‐ACT」を作ることに。
4 2019 1/20巨大野球盤、つくる。―障がいのある人もない人も、フェアに楽しめる全長6メートル超の巨大野球盤を作るプロジェクトが始まった。
著者等紹介
今野英樹[コンノヒデキ]
今野梱包株式会社代表取締役社長。72年宮城県桃生町生まれ。地元の小中学校を卒業し、高校は宮城県立石巻高等学校へと進学。その後、仙台の自動車関連企業に就職。今野梱包創業者である祖父が倒れたことにより、4年後実家に戻り今野梱包に入社。当時はダンボールの知識がなかったため、常識にとらわれない作品作りへのチャレンジが可能となる。そのおかげか、2015年ダンボールでつくった「ダンボルギーニ」が全国で評判を呼び、その後、ユニークな作品を次々と送り出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。