• ポイントキャンペーン

赤いおおかみ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 58p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784907689193
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

生きるとは、こんなにもきびしくたいへんなことなのだ。しかし、それだからこそ勇気や愛が美しくかがやくのだ。ここには、孤独、愛、勇気、悲しみ、怒り、戦争と平和、そして「生と死」のすべてが深く語られている。

著者等紹介

ヴェヒター,フリードリヒ・カール[ヴェヒター,フリードリヒカール]
1937年、ダンツイヒ生まれ。ハンブルクでグラフィックデザイナーとしての教育を受け、1962年からは「パルドン」「コンクレート」「ツウェーン」などの雑誌の仕事をしている。有名な「反シュトルーヴェルペーター」は、19世紀半ばのハインリヒホフマンによる「シュトルーヴェルペーター」に対する進歩した対極として1970年に発表された。1974年から、子どもたちのために、また作家たちの出版社のために、映画や芝居も制作している

小沢俊夫[オザワトシオ]
1930年旧満州・長春生まれ。筑波大学名誉教授。昔ばなし大学/昔ばなし研究所主宰。元筑波大学副学長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひみこ@絵本とwankoが大好き♪

37
読み終えたあと、何度も絵本を抱き締めた。これほどまでに誇り高い犬を見たことはない。主人のためという忠犬の物語は、何度も読んだことがあるけれど…画が柔らかいタッチだから回想のところは、胸がつまりそうになりながらも彼の生きた証が彼の誇りになったことが嬉しく思える。この絵本を教えてくれた読メの読友さん、ありがとうございました。図書館で借りた本だけど、近いうちに私のリアル本棚の仲間入りすること間違いなしの1冊2014/01/13

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

34
すごい絵本と出逢ってしまった。帯をつけるなら【狼王ヨークシャテリアの挟持】。作者は百田尚樹氏のドイツ語名? 狼に育てられた仔犬の【ぼく】は、母狼の恩に報いるため強さを極め、「最も尊敬される狼」の称号を手に入れます。人間の罠にかかった母を救おうとした【ぼく】は三発の銃弾に倒れますが、人間の少女に救われます。平穏な日々。しかし後遺症から歩く事が難しくなった【ぼく】は、全ての狼の墓場と言われる深い谷を思うのです(絵本の感想です)。作者はもともとグラフィックデザイナー。スケッチ風の洒脱な絵がとても魅力的。2014/05/17

29
息子の「オオカミ」リクエストによりご紹介いただいたのだが、ごめんなさい!どなたからだったか忘れてしまいました(T-T)これは予想以上に私好みで良かった!!小型犬でありながら、運命のいたずらでオオカミとして生きていく一匹の犬。オオカミの世界で生きようと努力する姿は凛々しく、まさに赤いおおかみ。デッサンのような絵も素敵。息子にはまだちょっと難しそうなので、ひとりで読んだ。2013/12/16

ほんわか・かめ

22
狼の中で育った赤毛の犬の物語。運命に翻弄されながらも、それが幸せだったと思える最期。女の子が去った後、谷底の上から下を見て悼む2頭の狼の姿に、感動をおぼえた。翻訳/小澤俊夫〈2001/古今社〉2022/12/04

ひめぴょん

20
おおかみに育てられたけれど、母オオカミを亡くして人間の元で飼われる。最後はオオカミとして死ぬ。豊かな一生として流れるように振り返るページに走馬灯ってこういう感じだろうなあと感じる。ままならぬことはいろいろある。でも、そんな中で努力し、選択し、どう生き、どう死ぬかを考える。人生の分岐点に存在する縁が人生を変えることもある。2023/07/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/141112
  • ご注意事項