感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
giant_nobita
7
「最高はひとつじゃない」by KREVA。オーディオ機器の値段だったり、所有者の職業といった、下世話な話はあまり出てこない。その機器を手に入れた経緯や理由を掘り下げ、好みの音のイメージ、オーディオに対するこだわりを描き出すことで、オーディオ愛好家たちの個性が浮かび上がってくる。聴いている音は千差万別だし、中にはこだわりすぎて苦労の絶えない人もいたが、それでもみんな楽しそうなのが印象的だった。「一人一人 てんでバラバラでいいんだ 同じとこ目指す仲間だから」by KREVA。2018/07/14
qoop
4
後戻り出来なさそうな人々のオーディオルーム探訪記。ごちゃっとした異形のものを溢れるままに任せた野放途かつ神経質な部屋。溢れる某かをミニマムに抑えようとする意欲満々の潔癖症的な部屋。何れにしろ生活感から遠く、それゆえより一層個人の内面に近い部屋。考えたら怖い空間だ。頭の中で鳴っている音楽を外部で再現しようという試みだと考えれば、内面を表出させる意図も分かる気はするが。しかし、他人事ではないということがいちばん怖い。2015/09/05
きみまろ
1
うらやましい。(;^ω^)2018/09/25
しんのすけ
0
オーディオバカ過ぎて、とても楽しめる一冊。俺の求めるスムーズでクリアでスマートな人はいなかったけど。国産の機材を揃えている人は少ないね。2015/12/12
いたち野郎
0
【超速読】ほぼ眺めただけ。意外と現代音楽系で攻める人はいないんですね。オーディオファイル的にいい響きがありそうですが、録音があまりよくないのか?大昔に札幌の山の中の喫茶店入ったらすげーオーディオで、ジャズやクラシックの鳴りがすごくてですね。ぼくはビートルズありますか?って聞いたら大昔の赤盤かけてくれたんですけどやっぱダメで。盤質も悪かったですが、相性ってもんがあるんですね。だからある値段以上のオーディオで聞ける人は、ソフトも似てくるのかもしれない。2015/07/29