内容説明
あの日あのとき2007~2009年・もう一度読みたいあの1本。執筆年月日記載・執筆順掲載/2007年1月~09年9月執筆原稿リスト付き。
目次
BMWミニ(2代目R56型)vsVWポロ(4代目9N型)
すべての道はクルマにつづくサプライヤーA社の場合
溶接の技術
防音材の設計技術
すべての道はクルマにつづくサプライヤーD社の場合
防振ゴムの設計/生産技術
アルカンターラの生産技術
すべての道はクルマにつづくサプライヤーG社の場合
プジョー207GTi
アウディR8〔ほか〕
著者等紹介
福野礼一郎[フクノレイイチロウ]
自動車評論家。機械工学一般に広範な知識と実経験を持ち、自動車の設計および生産技術に関する評論著述では第一人者。足かけ15年以上におよぶCAR GRAPHICの長期連載「福野礼一郎のクルマはかくして作られる」をはじめ、「ル・ボラン」「モーターファン・イラストレーテッド」「F‐ROAD」など寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chiseiok
13
福野氏の本は大好物。新刊店頭に並んでたら、たとえ文庫じゃなくてもw速攻購入に至る、自分的に稀有なパターンです。もともと軸足は自動車評論畑(多分)の方ですが、最近はあまねく工業製品全般の設計や製造について詳細かつ平易かつ率直に語ってくれてる著作が多くて、これがまたとことん面白い。今回もアルカンターラ(=東レエクセーヌ)の生産技術やら防振ゴムの設計生産の話やら、よくぞ文章だけでここまでっていうレベルで詳細に解説。飲み会で受け売りの蘊蓄語りたいけど、受けるのは男子会の時だけだろーなー(笑)。2015/11/06
鯨、或は山田
1
クルマとは構成する部品の集成であって、個々のサプライヤーの部品をメーカーが組み付ける。その一つ一つがそれぞれ仕事をしあって、走りに繋がる。それを意識させてくれる、というのは運転好きには無上の喜びなのだ。2016/06/10
mock-shiki
0
「かくして」は写真・図表とキャプションが味わいどころって感じてたけど、文章だけでもきっちり伝えきってるんだと改めて。2015/09/09