セカイヲカエル

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784907150914
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

小学六年生になる直前の春休み、突然引っ越しすることになった彩人。中学受験に向けて勉強に励むおさななじみの連司。現在と過去にわかれて過ごした一年間をふたりが語る物語。

著者等紹介

嘉成晴香[カナリハルカ]
1987年4月9日、和歌山市生まれ。中学2年生のとき、詩集『会いたくなったらいつでも会える』(文芸社)を出版。2013年に第4回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞した『星空点呼 折りたたみ傘を探して』(朝日学生新聞社)で、第43回児童文芸新人賞を受賞

小倉マユコ[オグラマユコ]
神奈川県生まれ。会社員を経て、2010年よりフリーのイラストレーターに。東京デザイン専門学校キャリア・イラストレーションコース修了。書籍の装画や挿絵ほか、広告・宣伝のビジュアルでも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nana

22
Kindle:児童書。おっとりした優しい子がイジメのターゲットになってしまう、読んでいて辛かった。タイムスリップする意味が分からなかった。2017/09/15

サウスムーン

13
流れ星キャンプからの嘉也作品2作目。アヤとレン、2人の視点で進む1年間の物語。アヤは20年前にタイムスリップ。中学受験・いじめ・友達など、それぞれの身に起きる出来事の描写は上手く、引き込まれハラハラ。話の要素や伏線が多く、終盤は回収に急いだ印象。その辺り児童に理解できるか不安が残るも、総じて好きな作風。父の仕事は伏線と思いきや置き去りだった。「ぼくが変わったんだから、きっと世界も少しは変わったはず」2017/08/14

頼ちゃん

9
タイムスリップものは好きだけど、これはちょっと変わった設定。こういう設定にした意味は?それぞれの話はそれなりに面白かったけど。お父さんの仕事はうまくいったのかな?2016/11/17

Mai🌻

8
世界を変えるには、まず自分を変えること。そして周りの人たちを大切にすること。 当たり前のことだけど、心に響く。タイムスリップしたこと、その先での違和感、会ってはいけない人に会ったから歴史が変わらなかったのかな。不思議に思う部分は残ったけど、小学生向けだから、このくらいが読みやすいのかもしれないな。2019/06/26

izw

8
嘉成晴香3冊目。いじめ、友情をテーマとしたストーリー展開はすがすがしくてよい。しかし、タイムスリップする研究が完成し20年前に1年間行く、というのはいかがなものか。小学6年生がしばらく20年前ということを気づかないというのも不自然。スマホを見て20年前の子どもが携帯電話と認識するのも変かな。それに20年前の過去を変えたことによる影響については、もう少し丁寧に書かないといけないだろう。後半収まりがつかず飛ばしている感じがあって、おしい。もう少し長編とした方がよかったのではなかろうか。2017/05/01

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