目次
第1章 私たちはなぜ100円ショップを調べたのか
第2章 100円ショップはどうなっているのか
第3章 商品はどこで、どう、つくられているのか
第4章 100円ショップが100円で儲かる理由
第5章 安いからと喜んでばかりはいられない
第6章 では、どうすればいいのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
17
ご存じ、100円ショップはアジア圏より大量生産された製品を大量に買い取り薄利多売で利益を得ているのだけれど、買い付け元に日本メーカーも意外に多いです。100円ショップは、私たち消費者には嬉しいけれど、製品・市場飽和、資源、環境問題、他国の経済状況によっては…誇大な大量消費思想は、危ない橋になるかも。と感じたり。2015/02/01
mochizo
2
今から10年以上前に書かれた本ですので、その後のブラック企業という定義がないのですが、それを予感させた本ですね。100円で売り且つ設けるという事は誰かが大損しているのですからね。今読むとこの時点で何かの手が打てなかったか?色々考えさせられます。2016/09/06
あきら
1
よくお昼の番組で「100円ショップですっきり収納」みたいな特集をやっていて、あーゆーの見るたびにムシズが走る。矛盾しているだろ。なぜ、すっきり収納するために物を買わなくてはいけないんだ?友達にも、百均に行って、楽しくなって気がついたら3500円くらい買っていて、半年もするとそのほとんどがごみとなっている、という人がいる。大量消費低価格による価格破壊。世界の貧しさは作られている。しかも無意識に。対岸の火事だと思っている?でも、これを読んでわかるけど、国産の物も多いということは、自分達の不況も作っているのよ。2014/06/05
山河童
0
なるほどなという感じ。2003年の統計が主だから2013年とは状況が異なるだろうけど、なんとなく安さの疑問は解決。ダイソーの圧倒的度合いといいますか。個人的にはデフレと大量消費が印象に残ったわ(;゚Д゚)!2013/12/06
Humbaba
0
100円ショップは発展途上国などの低賃金・長時間労働に支えられている。しかし、それが必ずしも悪いわけではない。それによってその国の相場よりは多くの賃金を得られる仕事を作り出していることもまた事実である。2009/12/20