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内容説明
一世を風靡した肉骨粉は今いずこ?新機種続々で古いケータイはどこへ?ブームのチワワの運命やいかに?ウンコ・シッコは“リサイクル”されて…。身近な「もの」の行方を追ってみると、現代社会のひずみが見えてくる。
目次
肉骨粉「共食い」リサイクル
7人の神様はどこへ
21世紀スーパー貝塚
食品トレイ、ごみとなるべく生まれしもの
再生PET印のフリースが消えた
『週刊金曜日』かく古紙になりき
電脳の死に場所
長寿の国の短命マシーン
愛玩動物がごみになる時
献血の賞味期限
ごみ燃料工場がごみ化する
街の脱皮殻
深窓の核廃棄物
エネルギーの廃墟をめぐる
そして、ウンコは空のかなたへ
著者等紹介
平田剛士[ヒラタツヨシ]
1964年生まれ。フリーランス記者。地方紙記者を経て91年からフリーランス
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
未来来
1
荒唐無稽に見える書名は、第15章のタイトルから。下水から分離された汚泥が最終的に焼却されている事を表しています。とはいえ、下水処理の本ではなく、我々の排出する様々な廃棄物の行方を追うのがメインです。食料、包装、書籍、電子機器、生物、血液、廃材、核廃棄物等々の廃棄物がどのように処理をされるのかを見て回れ、興味深いです。廃棄物問題を経済や意識と結びつけながら、循環型社会とはどうあるべきかを考える材料になりそうです。また、現場で働く人の思いも少し垣間見られました。《大学図書館》2010/01/26
みぃちゃん。
0
タイトルにだまされたらあかんやつ。中身は結構まぢめな話。読みやすいは読みやすいけどね。確か中学の読書感想文。ペットボトルよりもビンの方がエコで、ペットボトル使うなら分厚くしてリユーズする方がってのが印象的。
みな
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タイトルだけ。中身は面白く読ませる工夫ゼロだと思いました。。2009/11/03
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
0
○…タイトルはちょっと…ですが内容はまじめそのもの。廃棄物がいかにして捨てられているかを追っている良書です。2008/10/23