目次
1 暗号の歴史Q&A(Q 世界でもっとも早く暗号がつかわれたのは、いつごろ?;Q 世界でもっとも古い暗号は、何? ほか)
2 近現代の戦争と暗号(アメリカ独立戦争と暗号;情報戦争はアメリカの南北戦争から ほか)
3 これも暗号・あれも暗号(手でふれる暗号;耳で聞く・目で見る暗号 ほか)
4 暗号をつくる(多文字暗号;頭字語暗号 ほか)
著者等紹介
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年東京都生まれ。大阪外国語大学、東京外国語大学卒業。国際理解教育学会会員。子ども向けの書籍のプロデューサーとして多数の作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zero1
58
軍関係でなくても世に暗号は多く存在している。野球のサインや百貨店、病院(後述)や警察の隠語など。本書で紹介されている点字や手話も暗号の一種。言葉も暗号と言える。暗号の歴史は古くカエサルの時代からある。有名なのがナポレオンの持ち帰ったロゼッタ石。シャンポリオンによりヒエログリフが解読されたのは世界史の教科書にも掲載。ドイツが誇る【エニグマ】と天才数学者の対決も有名(後述)。アナグラムやタテ読み、モールス信号も。ジュニア向けのようでいて、内容はかなり深い。既に知っていることも多かったが、勉強になった。2020/11/20
けいた@読書中はお静かに
28
図書館本。児童書のコーナーにありましたが、内容はかなり難しいです。簡単なカエサル暗号からエニグマ、約200年経った今でも解読されていないビール暗号、鬼文字やギャル文字などの変り種、暗号の作り方などけっこう本格的です。手元に欲しいな~と思ったら、お値段も本格的でした。それでもこれは手元に欲しいな。2016/12/20
つたじゅん
7
息子リクエスト。ママの好きな暗号は?という質問は困る。2017/02/09
sosking
6
暗号についてその歴史や背景などが書かれています。また、点字や手話なども紹介されています。2018/09/30
なーさん
4
仕事で読了。暗号の仕組み、解き方作り方、歴史との関わりが簡潔に書かれています。初心者向けで勉強になりました。幼い頃、暗号を真似て文通してたなあ。いまだにロマンを感じます。2017/02/06