著者等紹介
すだやすなり[スダヤスナリ]
コメディライター/コミュニティプロデューサー。一般社団法人ソーシャルシェアリング協会代表理事。TV/ラジオのコメディ脚本/構成番組多数。2001年からコミュニティサイト経堂系ドットコムを運営、世界中のコミュニティとつながる活動を続けている。経堂さばのゆ・大阪福島さばのゆ温泉も経営
宗誠二郎[ソウセイジロウ]
イラストレーター/グラフィックデザイナー。1990年より藤枝リュウジ氏に師事。2003年にフリーランスで活動を開始。NHK「ハッチポッチステーション」「クインテット」「フックブックロー」などのアートワークを藤枝リュウジデザイン室と共同で手掛ける。個展、企画展など多数。TIS(東京イラストレーターズ・ソサエティ)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんちゃん
31
本屋さんで。震災被害に遭った石巻のサバ缶工場、絶望の中で見つかった泥まみれの缶詰めが、遠く離れた東京のラーメン屋さんで希望の缶詰めに変わりました。よいお話です。温かな思い、言葉が復興の大きな力になることをあらためて感じます。経堂のサバ缶ラーメン、食べてみたいな。舞台となった缶詰め工場が来年再開のめどがついたという巻末の言葉にも感動してしまいました。2012/05/07
shiho♪
22
図書館絵本。石巻の鯖缶工場の息子、かんたくん。日曜日には東京の経堂にあるラーメン屋に行くのが大好き。そこはお父さんのバンド仲間だった店主さんが鯖ラーメンを出しているから。もちろん、その鯖はかんたくんの工場で作ったもの。 しかし、津波で工場は流され、缶詰も泥まみれに…。工場を畳もうと思ったお父さんでしたが、ラーメン屋さんが缶詰を買い取ってくれます。さらに泥を洗う手伝いをお客さんとしてくれたのです。 辛く悲しい中でも皆で支え合い、希望となる。被災地にはそんなお話がたくさんあるのだと思います。読み聞かせ6分2022/03/08
ふじ
17
読友さんの感想から。震災絵本の中でも所蔵がなかったので読んでみたかった。石巻の缶詰工場の話。子どもにはシンプルでわかりやすい。2020/11/13
おはなし会 芽ぶっく
13
『蘇るサバ缶』 https://bookmeter.com/books/12667891 を子ども向けにした絵本。3.11東日本大震災で木の屋石巻水産は缶詰工場に被害を受ける。残ったのは泥だらけのサバ缶。宮城県美里町にある缶詰工場と、そのサバ缶を使ったラーメンを売り出していた東京経堂にあるラーメン店との心温まるおはなしです。マツコの知らない世界で金色のサバ缶見ました。2020/11/10
かおりんご
6
絵本。石巻の缶詰め工場をモチーフにした作品。泣きました。子供の心をうつと思います。2012/03/18