内容説明
あたりさわりのない無意味な雑談ではなく、「意味のある雑談をすれば、仕事や人間関係が変わる」。そんなメッセージのもと、雑談力を高める方法を具体的、実践的に解説したのが本書です。たとえば、「声は、ドレミファソラシドの『ファ』か『ソ』」「『なるほどですね』『そうですね』は話を聞いていない人の反応」「『なぜですか？』は愚問」など、全３８項目でそのテクニックを紹介していきます。さらに、日常で雑談力を鍛えるためのトレーニング方法も収録しており、初心者からある程度話し方に自信がある人まで、すぐに実践できるノウハウが詰まった一冊です。
目次
第１章 「超一流の雑談」の始め方
第２章 何を話題にすれば、雑談は盛り上がるのか？
第３章 思わず心を許してしまう聞き方
第４章 出会ってすぐに距離を縮める方法
第５章 さらに距離を縮める二度目の雑談
第６章 相手によって話し方や話題を変える
第７章 雑談から本題への移り方
第８章 今日から始める雑談トレーニング
1 ～ 3件／全3件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
341
KUにて。悪い本ではないが、すごくいい本とも思えない。結局は各論とテクニックに終始しているのが原因か。「とにかくこれだけは覚えて欲しい雑談（および対面コミュニケーション）の原理原則」みたいなものをひとつ押し出しておいてくれれば、それに則して個々のテクニックを応用するような読み方ができたのではないかなぁなどと。もちろん、文章自体は平易で読みやすく、コンテンツが手短にまとまっているので読みやすいことは読みやすいし、それは大きな長所だと思うが、基本的なことも多い。2016/08/18
夜間飛行
210
ビジネススキルとしての雑談力アップを目ざす内容で、私には高度すぎた。日経産業新聞を読めとか、余りにも無理なので可笑しい。著者はコンサルティング会社の代表取締役。努力されている点は立派だし、そういう方向を目指す人にはタメになる本だと思う。ただ、この価値観を万人に押しつけようとする今の風潮には反対だ。経団連が英語の４技能とか、アクティブラーニングとか、ビジネス向きの教育を頻りに要求しているらしい。今の若い人は学校でもプレゼン力やコミュ力を強制されて大変だ。オヤジだと、話し下手の方が却って信用されたりもするが。2020/09/24
Tanaka
197
超一流という感じはしないよね。でも使えるものは多くあり、実践してみたい。2017/02/08
ナイスネイチャ
172
図書館本。雑談の能力というより臨機応変に話し方を変える対応力とコミュニケーション能力が必要だと。まず自分の発言より相手の性格を読む観察力も。全部出来るのは経験が必要とありましたが、なかなか出来ないなぁ。2016/07/02
kou
165
人とのコミュニケーションに自信がない為、かなり参考になった。基本的なことを書いていると感じたが、こうゆう一つ一つの積み重ねが大事なんだろうと思った。巻末の特典動画も近日中に観たいと思う。2019/02/28
