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内容説明
若松孝二監督最新作。第60回ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)受賞!若松孝二は叫び続けている…忘れるな、これが戦争だ。
目次
若松孝二インタビュー「正義の戦争なんて、どこにあるんですか?」
昭和の世界大戦を読み解く
特別寄稿 昭和の大戦はなぜ起きたのか(半藤一利)
年表 1926~1952年:政治・経済編/家庭・生活編/用語解説
寄稿01 鈴木邦男
ベルリナーレ復活の三つのメタファー 梶村太一郎
寄稿02 四方田犬彦
寄稿03 鳥越俊太郎
戦争体験者の証言
データで見る第二次世界大戦〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
5
若松監督の映画は、いつも何かを背負っている。それが歴史であることが多い。前作『実録・連合赤軍』の解説本が、映画が背負っている歴史を記していたように、本書も『キャタピラー』というシンプルな物語の背景にある戦争という歴史を記している。しかしそれこそが映画の柱でもあるのだ。「忘れるな、これが戦争だ」。直接戦場を描いてはいないが、この映画は戦争の本質を突いている。2010/08/31
りぃ
0
映画のパンフレット……ではなく資料集。監督の表現したいことはわかるのだけど、映画に本筋以外のものをあれもこれもと通り一遍並べて詰め込んだような印象を受ける。2010/09/05