内容説明
UP版すゞしろ日記(第1回~第50回)収録。元祖すゞしろ日記(描き下ろし解説付)をはじめ、各バージョン―美術手帖版・プリンツ21版・OH!ヤマザキ版・さて、大山崎版―のすゞしろ日記が大集合。白州探訪乃記、アトリエ探訪/仕事場リアル探訪、私的ラジオ生活、大相撲観戦乃記、藝術カフェー乃圖、モーニング二十五周年表紙原画など、カラー作品も多数おさめる。
目次
元祖すゞしろ日記(すゞしろ日記;斗米庵双六 ザッツマイウェー;すゞしろ日記洋行編;元祖すゞしろ日記解説;元祖すゞしろ日記洋行編解説 ほか)
UP版すゞしろ日記(UP版すゞしろ日記 第1回~第50回;ラクランジュポイント)
すゞしろ日記大山崎編プラス(OH!ヤマザキ版すゞしろ日記;さて、大山崎版すゞしろ日記;大相撲観戦乃記―和樂 大相撲特集の為の原画;蕭白エピソード集―藝術新潮 蕭白特集の為の原画)
藝術カフェー乃圖
モーニング二十五周年表紙原画
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
61
好きな画家さんの、イラスト集。というより、ほとんどが漫画。かなり細かくて読みにくいが満喫。2016/07/30
ハイランド
61
平成の絵師山口晃氏描くところの日常マンガ。何故か画家は良い文章を書く人が多い。芸術家の随筆を読むことは、創作の秘密を覗き見るような背徳感と相俟って、妙にテンションが上がるのだ。氏も例外ではない。氏の巨大細密画は勿論大好きだが、本人がリラックスして楽しんで書いているのがわかるこのシリーズもたまらん。特にガチャピン風に描かれたカミさんが良い味を出している。思わず「むはは」と笑ってしまう。はたしてこの絵日記に書かれているのは芸術の深淵か、はたまたただの楽しい日常か。結局読み手の精神状態しだいか・・・。2015/06/26
野のこ
59
《参から読んで面白かったので♪》参よりも文字が細かかったけどこちらも面白かったです。読んでいて何度も思ってたので編集者の「語彙がおかしい?ヒゲマダム?」に共感しちゃった。でもそうゆうところが素敵やし、美術の哲学のような視点はすごい!カミさんが描いたのもあって夫婦で協力しててほっこり。乳の風水にはへぇってなった、もっといろいろ教えてほしいです。あと食日記も読んでみたい。お気に入りは山口さんのキレキレな不思議なポーズ。2018/06/02
ヒロミ
58
面白い本でした。画家の山口晃が東大のPR誌に描いたエッセイ漫画。字も絵も細かい!妄想旅行とか妄想邸宅とか笑いました。奥さんがかなりいいキャラです。いちばんびっくりしたのは、奥さんが料理を全部同じ白い皿で出したら画伯にダメ出しを食らったことですね…。何?皿って同じじゃいけなかったの?皿なんてなんでもよくない?画伯の繊細さがよくわかるエピソードでした。しかし1ページ連載らしく今は2巻まで出てるけど3巻が出るのはおそらく2018年…気を長く持ち待機しています!2016/08/27
sofia
32
近くの美術館で作品を見て、おもしろいなあと。録画した日曜美術館を見て、さらにさらに気になるということで、エッセイ漫画を読んでみました。ゆるくておもしろいのだが、さらさらとかく絵に画力を感じる。2015/04/24
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- 和書
- 名前がいっぱい